2016年02月05日 (金) | 編集 |
血糖値が日常的に高い人は太る?

#ds106 mg/dl / cogdogblog
血糖値を上げない食生活を心がけると痩せる?
血糖値が上がる食生活を続けているとなぜ太るのか。
●とり過ぎた糖質が血糖値を必要以上に上げて中性脂肪に変換されて蓄積されていく
太る一番の原因はカロリーではなくて「糖質のとりすぎ」です。
食べ物に含まれている脂肪がそのまま体内の脂肪になるのではなくて、食べ物に含まれている「糖質」が中性脂肪になって体内の脂肪細胞に取り込まれていく。
もちろん、食べ物の糖質すべてが脂肪になってしまうわけではないです。
まず食べ物を食べると、その食べ物に含まれている糖質が消化によって最終的に「ブドウ糖」という糖質の最小単位にまで分解されて、腸壁から「体内」に吸収されていきます。
体内に入ったブドウ糖は血液に入り込み、それによって「血糖値」が上がります。
血糖値の「糖」は「ブドウ糖」のことです。
血液中に含まれているブドウ糖の濃度を表しているわけですね。
で、血糖値が上がると、それがシグナルになって膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンが、血液中の「ブドウ糖」を身体中の細胞に受け渡す役割を担っています。
インスリンの助けを借りて細胞に取り込まれたブドウ糖はエネルギーを作り出す原料として利用されていきます。
適度な糖質摂取であれば、エネルギー源として利用されるだけで、それが太る原因にはなりませんが、エネルギー源として利用される以上に、必要以上に糖質を食べ物から摂取してしまうと、余ったブドウ糖は肥満の原因になります。
余ったブドウ糖は、これまたインスリンの働きによって「中性脂肪」に変換されて、身体中の「脂肪細胞」に取り込まれていきます。
しかも「血糖値を急激に上げる」といった血糖値が上がるスピードが速いほど、膵臓からインスリンが分泌される量も増えてしまうので、大量に分泌されたインスリンが血液中のブドウ糖をどんどん中性脂肪に変換していくスピードも加速していく、ということになってしまうわけです。
砂糖や白米、小麦粉、果糖ぶどう糖液糖などのいわゆる「精製糖質」といったものは、他の余分なものを削ぎ落とした純粋な「糖」ですから、これらは体内に吸収されるスピードもかなり早く、そしてそれが血糖値を急激にあげることにもつながります。
「とり過ぎた糖質」が「体の血糖値を下げる働き」によって、脂肪に変わって蓄積される仕組みが私達人間の体に備わっているというわけですね。
人類の歴史を見れば、今のように好きなときに好きなモノがいくらでも食べられる、といったものではなく、常に食べるものが不足していた「飢餓の歴史」でもあります。
なので、いざ食べ物を食べられた時には、それを脂肪として蓄積しておいて、再び食料が逼迫した際のエネルギー源として利用できるように体の仕組みがそう進化していったのでしょう。
過剰に糖質を敵視する必要はないと思いますが、ただ現代人の多くはあまりに太る一番の原因である糖質をとりすぎています。
これは単に味覚的に甘いものだけではなくて、ご飯やパン、麺類などの炭水化物が主成分の食べ物も、砂糖などを同じように消化されれば最終的には「ブドウ糖」として体内に吸収されていきます。
普段とり過ぎている糖質の量自体を控えることも大事ですし、同時にその中でも「精製糖質」をなるべく控えるようにするなどして、「血糖値を急激に上げ過ぎない」という食事の工夫をすることも、健康的に痩せるためには必要になってくると思います。
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血糖値を上げない食生活を心がけると痩せる?
血糖値が上がる食生活を続けているとなぜ太るのか。
●とり過ぎた糖質が血糖値を必要以上に上げて中性脂肪に変換されて蓄積されていく
太る一番の原因はカロリーではなくて「糖質のとりすぎ」です。
食べ物に含まれている脂肪がそのまま体内の脂肪になるのではなくて、食べ物に含まれている「糖質」が中性脂肪になって体内の脂肪細胞に取り込まれていく。
もちろん、食べ物の糖質すべてが脂肪になってしまうわけではないです。
まず食べ物を食べると、その食べ物に含まれている糖質が消化によって最終的に「ブドウ糖」という糖質の最小単位にまで分解されて、腸壁から「体内」に吸収されていきます。
体内に入ったブドウ糖は血液に入り込み、それによって「血糖値」が上がります。
血糖値の「糖」は「ブドウ糖」のことです。
血液中に含まれているブドウ糖の濃度を表しているわけですね。
で、血糖値が上がると、それがシグナルになって膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンが、血液中の「ブドウ糖」を身体中の細胞に受け渡す役割を担っています。
インスリンの助けを借りて細胞に取り込まれたブドウ糖はエネルギーを作り出す原料として利用されていきます。
適度な糖質摂取であれば、エネルギー源として利用されるだけで、それが太る原因にはなりませんが、エネルギー源として利用される以上に、必要以上に糖質を食べ物から摂取してしまうと、余ったブドウ糖は肥満の原因になります。
余ったブドウ糖は、これまたインスリンの働きによって「中性脂肪」に変換されて、身体中の「脂肪細胞」に取り込まれていきます。
しかも「血糖値を急激に上げる」といった血糖値が上がるスピードが速いほど、膵臓からインスリンが分泌される量も増えてしまうので、大量に分泌されたインスリンが血液中のブドウ糖をどんどん中性脂肪に変換していくスピードも加速していく、ということになってしまうわけです。
砂糖や白米、小麦粉、果糖ぶどう糖液糖などのいわゆる「精製糖質」といったものは、他の余分なものを削ぎ落とした純粋な「糖」ですから、これらは体内に吸収されるスピードもかなり早く、そしてそれが血糖値を急激にあげることにもつながります。
「とり過ぎた糖質」が「体の血糖値を下げる働き」によって、脂肪に変わって蓄積される仕組みが私達人間の体に備わっているというわけですね。
人類の歴史を見れば、今のように好きなときに好きなモノがいくらでも食べられる、といったものではなく、常に食べるものが不足していた「飢餓の歴史」でもあります。
なので、いざ食べ物を食べられた時には、それを脂肪として蓄積しておいて、再び食料が逼迫した際のエネルギー源として利用できるように体の仕組みがそう進化していったのでしょう。
過剰に糖質を敵視する必要はないと思いますが、ただ現代人の多くはあまりに太る一番の原因である糖質をとりすぎています。
これは単に味覚的に甘いものだけではなくて、ご飯やパン、麺類などの炭水化物が主成分の食べ物も、砂糖などを同じように消化されれば最終的には「ブドウ糖」として体内に吸収されていきます。
普段とり過ぎている糖質の量自体を控えることも大事ですし、同時にその中でも「精製糖質」をなるべく控えるようにするなどして、「血糖値を急激に上げ過ぎない」という食事の工夫をすることも、健康的に痩せるためには必要になってくると思います。
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