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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
朝食に高カロリーなものを食べると太る?
2022年02月12日 (土) | 編集 |
朝食はこれから活動する前に摂る食事だから、「太りやすい」といわれる食べ物を少々食べ過ぎたとしても、一日の活動で消費されるから太らない。



こういった話を聞いたことがある人もいるかと思います。

となると、一般的に「高カロリー」とされている食べ物なら朝からガツガツ食べても太らないの?と気になったりしますよね。

今現在、ダイエット中の人なら「高カロリーの好きな食べ物」を我慢している人も多いと思うので、余計に気になることでしょう。

これについてちょっと考えてみましょう。


「高カロリー=太りやすい」ではない
まず理解しておきたいのは「高カロリーだからといって必ずしも太るわけではない」ということ。

一般的には「カロリーを減らすこと」がダイエットをする上でかなり重要とされていますよね。

「カロリー制限ダイエット(食事制限ダイエット)」がお馴染みのダイエット法。

現代人は全体的に食べ過ぎ傾向にありますから、カロリーを気にして全体的な食べる量を減らすことにはそれなりに意味はあります。

実際に、カロリー制限ダイエットでうまく体重を落として健康的に痩せられている方もいます。

でも一方で、カロリーに囚われすぎて、不健康に痩せている人たちが多いのも事実。

カロリー制限ダイエットはよっぽどうまくやらないと、カロリーを気にし過ぎて全体的な栄養バランスが崩れる傾向にあります。

なぜなら、「カロリーと太る太らない」は、実はあまり関係がなかったりするから。

単純に「低カロリーだから脂肪がつかない、高カロリーだから体脂肪がつきやすい」というわけではないんです。

カロリーの多い少ないではなくて、体脂肪として最も蓄積されやすいのは、「糖質(炭水化物)のとりすぎ」です。

「糖質を取りすぎているかそうでないか」が、体脂肪が増える増えないの一番の原因になるんです。

炭水化物(糖質)の含有量が多いお米やパン、麺類などの穀物類、そして砂糖や果糖ぶどう糖液糖などの甘味料がたっぷり使われているお菓子や菓子パン、その他ジャンクフードなど。

これら糖分の多い食べ物を食べると、消化吸収された糖分(ブドウ糖)はエネルギーとして利用されていきますが、余った分は体脂肪として蓄積されていくという仕組みが人間の体には備わっています。

食べ物の脂肪をとると、それがそのまま体脂肪になるイメージがありますが、そうではなくて、摂り過ぎた糖分が体脂肪に変換されて蓄積されていくんです。

食べ物の脂肪も、糖分と一緒にとれば体脂肪として蓄積されたり、脂肪も摂り過ぎれば体脂肪になったりすることもあるようですが、でも圧倒的に体脂肪になりやすいのは「糖分のとりすぎ」です。

カロリーではなくて。

お肉は高カロリー食品の代表格ですが、でもお肉には糖分はほとんど含まれていません。

カロリーが高いのは脂肪分が多いからですが、でも実際はよっぽど規格外に食べすぎない限り、お肉を食べても太らないんです。

お肉では太れない
と言ったほうが性格かもしれません。

私もお肉は毎日がっつり食べていますが、糖質制限を始めて早5年ぐらいになりますが、今でもずっとスリムな体型を保てています。

その代わりに糖分はなるべく控えるようにしています。

特に体脂肪になりやすい「砂糖」「果糖ぶどう糖液糖」「白米」「小麦粉」などの精製糖質は控えめにしています。

なので、効率的に健康的に痩せたいと考えるならば、カロリーよりも糖分を気にするほうが、ダイエットをする上で圧倒的に意味があると思います。

朝からお肉を食べる人はそう多くはないかもしれませんが、でも朝に高カロリーなお肉を食べても太りませんし、反対に朝でも甘いもの、糖分の多い食べ物を食べていれば太りやすくなるでしょう。

「高カロリーなものを食べたいけど、太りやすいからいつも少量にしている」という人もいるかもしれませんが、この場合も特にカロリーは気にせずに量もしっかりと食べ、糖分の多い食べ物を少量で済ますことを意識していったほうが、ダイエットとしても意味があると思いますよ。

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