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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
「栄養バランスの崩れ」とは実際はどういうことか
2012年10月16日 (火) | 編集 |
「栄養バランスが乱れている」とよくいわれますが、それは具体的にはどういうことでしょうか。


結局糖分のとりすぎになっている
よく言われているのは、

・三大栄養素の取りすぎで
・ビタミンやミネラル、食物繊維が不足している

の2つでしょう。

確かに、全体的にお菓子やカップめんなどのジャンクフードや脂たっぷりのお肉をたくさん食べているイメージはあります。

特に若い人は、野菜や果物をあまり食べていないようにも思えますね。

でも、実際のところもっと重要なことがあります。

私も糖質制限を知ってから、改めて世間の食事情を見渡してみて、初めて気づいたことですが、やはり「糖質」を必要以上にとりすぎている、ということです。

スーパーの食料品売り場を見てみるとよくわかります。もう糖質のオンパレードです。

そうでないものといえば、「青野菜」「お肉」「魚介類」「大豆製品」「海藻類」「卵」「チーズやヨーグルトなどの乳製品」ぐらい。

あとはもうほとんど糖質だらけ。

それらを「糖分」と意識しないでみんながんがん食べている、というか食べ過ぎていることがちょっと恐くもなったりするわけです。

どう考えても「糖分の取りすぎ」という「栄養バランスの崩れ」でしょう。


糖分をとりすぎると体内のビタミンB郡が無駄に消費される
糖質をとると、それを分解するために「ビタミンB群」が消費されます。とりすぎるほどに、体内に備蓄されている「ビタミンB群」が無駄に消費されてしまうわけです。

ビタミンB群は「代謝ビタミン」とも呼ばれます。体内でエネルギーを作り出すのに欠かせない栄養素です。

またビタミンCは細胞内に入るときに、ブドウ糖と競合します。

ブドウ糖専用の入り口である「グルコーストランスポーター」ですが、ビタミンCも利用するわけです。それはビタミンCとブドウ糖は分子構造が極めて似ているから。

糖質をとりすぎて、血液中にブドウ糖があふれるほどに、細胞内のビタミンCが不足してしまうわけです。

これらの栄養素をしっかりと摂取することも大事ですが、その一方で体内の備蓄分を減らさないように糖質を抑えることも非常に重要なんです。

糖質制限をしているとどんどん健康的に痩せていったり、みなさんそれぞれ、いろいろな症状が改善されたりします。ということは糖質制限をすることが、自然に栄養バランスを整える働きをもしているといえるかもしれませんね。
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