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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
食べたものを記録する「レコーディングダイエット」って効果ないの?
2016年07月11日 (月) | 編集 |
食べたものを日々記録する「レコーディングダイエット」というのが一時期話題になりましたね。

↓こちらの本で紹介されたダイエット法。

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ダイエット効果としてはどうでしょうか。

レコーディングで痩せたという人の話も聞きますが、「効果ない」「全然痩せない」と感じている人もいます。

何より、いちいち記録する、メモするのが面倒くさいと感じてやめてしまう人も多くいます。

レコーディングでダイエットを成功させることは難しいのでしょうか。


普段食べているものを「記録」することで、食べ物に意識的になること。特に「糖質」
普段食べているものを記録する。

これにはなんの意味があるのか。

普段食べているものに「意識的になる」ことです。

今太っている原因は、「食生活」に問題があるからです。

じゃあ、具体的にどういう食生活が太りやすい、肥満になりやすいかというと「糖分をとりすぎる食生活」です。

現代人は糖分を無自覚にかなり多く摂取しています。

「無自覚にかなり多く摂取している」、これをまずは自覚することです。

そのために「レコーディングダイエット」で日々の食べ物を記録する。

毎日私はどんなものを食べているのか。

そして、その記録を見返して、それぞれの食べ物は、どのような栄養素が含まれているのかを調べる。

その中で、実は普段あたり前に食べていたものが、思った以上に糖分が多く含まれていたことを知る。

それを知ることで、初めて「正しい糖質制限」ができるようになるのだと思います。

糖質制限をしているつもりでも、実は糖質を結構とっていて痩せられない、そんな人がかなり多いとも聞きますからね。

江部康二先生の新書「人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる(SB新書) 」にはこうあります。

「何をどれくらい食べたか」をアンケート調査する場合、本人の自己申告だと実際の食事量より20%も過少に申告するといわれます。何もズルをしているわけではなく、それくらい無自覚に食べ物を口にしているのです。

人間の記憶ってそれぐらい曖昧なものなんですね。。

だからこそ、「思い込み」だけで判断してしまっていては、実は太る一番の原因となる糖質をあまり避けられていなかったりもします。

単に記録するだけではダメです。

記録したものを後から自分なりに分析する。

分析と言っても特に難しく考える必要はなく、普段何を食べているかに自覚的になる、まずはそれだけでもいいと思います。

そして、それぞれの食べ物の「糖質量」「タンパク質量」「脂肪の量や脂肪の質」「ビタミン・ミネラル」などをある程度理解した上で、少しずつでも食生活の見直しをしていく。

普段何気なく食べているお菓子や菓子パンには、実は結構な量の糖質が含まれていたりもします。

市販の飲み物にも糖分の多いものはたくさんあります。

まずはそういうことに自覚的になる。

ボヤッとした知識、イメージや思い込みだけで判断するのではなくて、「具体的に理解する」。

そのためにレコーディングすることが大事なのだと思います。

レコーディングダイエットに成功する人は、その後の自分なりの分析ができている人でしょう。

単に書き留めて終わりではありません。

まずは一週間、そして1ヶ月記録してみる。

「人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる 」には、

「食べた物を記録するなんて、面倒くさくて続かないよ」と先入観を持ってしまう人がいるかもしれませんが、やってみると意外と手間はかかりません。いつも持ち歩いているスケジュール帳やスマートフォンのメモ機能などを使えば比較的手軽にできるのです。

とあります。

書き留めるのが面倒なら、携帯電話やスマホのカメラでこれから食べるものを撮影してしておいて、できれば後から時間があるときにメモする、のもいいとあります。

「人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる」には、糖質制限食の一週間レシピやそれぞれの食べ物の糖質量も巻末に記載されていますから、自分が記録したものをそれらと照らし合わせて、食生活の見直しをしていくのがいいと思います。

人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる (SB新書)



この本、糖質制限の理論を学べることはもちろん、かなり実践的に役立つ情報も豊富ですから、めっちゃおすすめです。

ダイエットをしたい、健康な体を作りたいと考えているすべての人におすすめですが、糖質制限で一度失敗した、リバウンドしたした、挫折したという人にこそ読んでほしい本かも。
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