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肌荒れをマスクで隠すと余計にひどくなる可能性も
2016年09月13日 (火) | 編集 |
いつもはお化粧で肌荒れを隠すけど、そのお化粧がめんどくさい時にはマスクで隠す、という習慣が身についている女性も少なくないと思います。


surgical mask chic / Meredith Leigh Collins


街を歩く人を見渡してみても、マスクをしている女性を多く見かけますよね。

しかし、その時には肌荒れを隠せたとしても、マスクを常用することは、肌荒れを余計に悪化させてしまう可能性もあります。


マスクの頻繁な接触が肌の新陳代謝を狂わす
肌をこすりすぎてはいけないと言いますよね。

洗顔後、タオルで水を拭き取るときにも、あまり強くこすらずに軽く押さえるように水気をとるのがいい、ともいいます。

これらは肌をこすり過ぎることで、肌を痛めてしまうことを避ける意味があるわけですが、マスクをつけ続けることも基本的には同じです。

肌の最表面は「角質細胞」で覆われています。

この角質細胞は、「死んだ細胞」ですが、肌の表面で外的環境から肌を守るために重要な役割を担っています。

皮膚の深部で新しい肌細胞が作られ、それが段々と肌表面に上がっていき、その後「角質細胞」となって約2週間、肌表面で活躍して最後ははがれ落ちていきます。

この肌細胞が生まれてから最後に剥がれ落ちていくまでの一連の流れが、いわゆる「ターンオーバー」というやつですね。

このターンオーバーのサイクルが正常に行われていれば、常に新しい細胞が作られているわけですから、見た目的な肌も元気で綺麗な状態を保っていられるはずです。

しかし、このサイクルが狂えば、いつまでも肌表面に古い肌細胞が居座ることになり、見た目的にもシミやしわ、くすみ、黒ずみの多い老化した肌になってしまうでしょう。

で、肌の表面をこするということは、肌表面を覆っている「角質細胞」を無理やり剥がすということでもあります。

本来、肌のターンオーバーは、角質細胞が自然に剥がれ落ちていき、それをシグナルとして肌の深部から新しい肌細胞が作られる、というようになっています。

それが肌細胞が生まれ、入れ替わっていく自然な流れ。

でも、肌をこすることで意図的に角質細胞を取り除いてしまうと、そのサイクルが乱れます。

意図的に角質細胞を落としても、それをシグナルとして新しい肌細胞が作られる、という状態にはなりにくくなります。

肌をこすり過ぎることで肌のターンオーバーが乱れ、新しい肌細胞が生まれにくくなり、見た目的に老けた肌になってしまう。

マスクを常用しているということは、その間、ひっきりなしに肌に触れています。

ということは、マスクをしている間中、肌をこすっている状態。

この影響がすぐには出なくても、マスクをつけることを習慣にしていると、その悪影響はいつか出てくると思います。

今のいっときの手軽さをとるか、その数年後に訪れるであろう肌トラブルのリスクをとるか。

年齢を重ねても、いつまでも綺麗な肌でいるために、今、間違った選択をしないようにしたいですね。
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