2021年11月04日 (木) | 編集 |
ダイエットをするとき、多くの人がカロリーを気にしていると思います。

diet / mahmoud99725
高カロリーだと太りやすい。
だから「低カロリーなものを食べる」。
しかし、健康的にスリムになろうとするなら、その考え方は弊害になる可能性があります。
●カロリーも体重もあまり気にしないでいいんじゃないでしょうか
人間の体の「体脂肪が付く仕組み」。
食べ物の「脂肪」をとると、それがそのまま自分の体の体脂肪になるようなイメージがありますよね。
でもこれ違います。
いや、食べ物の脂肪も糖分と一緒にたくさん摂取すると、その脂肪が体脂肪として溜め込まれていく仕組みもあるようなのですが、基本的には体脂肪として一番溜め込まれやすいのは「糖質をがっつりとりすぎた時」です。
食べ物に含まれている糖質(でんぷん、砂糖、果糖ぶどう糖液糖など)は、消化吸収の過程で「ブドウ糖」として体内に吸収されていきます。
吸収されたブドウ糖は血液中に入り込み、血糖値を上げます。
血糖値とは血液中に含まれているブドウ糖の濃度のことをいいます。
このブドウ糖は体中の細胞のエネルギー源になりますが、余るほどブドウ糖が血液中にあると、その分の一部は「グリコーゲン」として蓄えられ、それでも余った分は「中性脂肪」として体中の脂肪細胞に溜め込まれていきます。
この働きが繰り返されていけば、やがて「肥満」になります。
現代の食環境をみると、糖質がたっぷり含まれている食べ物だらけです。
ある程度意識してたべものを選んでいないと、あっという間に「糖質とり過ぎ」の食生活になってしまうほどに。
だから多くの人が無自覚に糖質を取りすぎています。
人によって体中に体脂肪がつきやすい人もいれば、お腹周りだけに集中して脂肪がついて、いわゆる「ポッコリお腹」になってしまっている人もかなり多いですよね。
私も以前はその一人でした。(今は糖質制限ですっかり解消しています!)
ポッコリお腹な人だらけなのも糖質をとりすぎている人だらけだからです。
高カロリーなものを食べたからではないんです。
脂肪たっぷりのものを食べても、高カロリーの代表的な食べ物とされるお肉をがっつり食べても、よっぽど規格外に食べ続けないかぎり太りません。
お肉をがっつり食べても体脂肪はつきにくいんです。
反対にお米やパン、麺類、糖分たっぷりのお菓子や菓子パンなどはかなり体脂肪が付きやすい食べ物。
お米なんてカロリー的には「低カロリー」ですから、一見ヘルシーでダイエット向きな感じもしますが、でも太る一番の原因である糖質量を見ると結構な量が含まれていますから、お肉なんかよりも太りやすい食べ物。
だから低カロリーを意識した食事をしていても、糖分はそれなりに取っているのでなかなか痩せられない。
逆に太ってしまうこともある。
反対にカロリーを気にせずにお肉や卵、魚介類、大豆などを中心に食べると、体脂肪がつきにくく、スリムでメリハリのあるボディラインを作るために欠かせないタンパク質や脂質がたっぷりとれますから、筋肉もしっかりと付いて自分の理想とする体型にしやすい。
比重で見ると脂肪よりも筋肉のほうが重たいですから、あまり体重にこだわりすぎないことも「理想の体型」を目指すためには大事です。
体重の数値としては減量できていても、実質的には脂肪よりも筋肉のほうが落ちてしまっていた、なんてことにもなりかねませんからね。
実際そうなってしまっている人はかなり多いです。
私はカロリーも体重、ほとんど気にしないでいいと思っています。
それよりも食べ物の栄養的な質にとことんこだわる。
カロリーや体重を気にしすぎるダイエットは、目に見える成果も出にくくストレスもその分溜まりがちで、そして健康的に痩せる方法として、決して理にかなっているといえないので、まずは糖質制限の基本をしっかりと学んで、従来の「カロリーや体重重視のダイエットの考え方」からの脱却を図ることをおすすめします。
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diet / mahmoud99725
高カロリーだと太りやすい。
だから「低カロリーなものを食べる」。
しかし、健康的にスリムになろうとするなら、その考え方は弊害になる可能性があります。
●カロリーも体重もあまり気にしないでいいんじゃないでしょうか
人間の体の「体脂肪が付く仕組み」。
食べ物の「脂肪」をとると、それがそのまま自分の体の体脂肪になるようなイメージがありますよね。
でもこれ違います。
いや、食べ物の脂肪も糖分と一緒にたくさん摂取すると、その脂肪が体脂肪として溜め込まれていく仕組みもあるようなのですが、基本的には体脂肪として一番溜め込まれやすいのは「糖質をがっつりとりすぎた時」です。
食べ物に含まれている糖質(でんぷん、砂糖、果糖ぶどう糖液糖など)は、消化吸収の過程で「ブドウ糖」として体内に吸収されていきます。
吸収されたブドウ糖は血液中に入り込み、血糖値を上げます。
血糖値とは血液中に含まれているブドウ糖の濃度のことをいいます。
このブドウ糖は体中の細胞のエネルギー源になりますが、余るほどブドウ糖が血液中にあると、その分の一部は「グリコーゲン」として蓄えられ、それでも余った分は「中性脂肪」として体中の脂肪細胞に溜め込まれていきます。
この働きが繰り返されていけば、やがて「肥満」になります。
現代の食環境をみると、糖質がたっぷり含まれている食べ物だらけです。
ある程度意識してたべものを選んでいないと、あっという間に「糖質とり過ぎ」の食生活になってしまうほどに。
だから多くの人が無自覚に糖質を取りすぎています。
人によって体中に体脂肪がつきやすい人もいれば、お腹周りだけに集中して脂肪がついて、いわゆる「ポッコリお腹」になってしまっている人もかなり多いですよね。
私も以前はその一人でした。(今は糖質制限ですっかり解消しています!)
ポッコリお腹な人だらけなのも糖質をとりすぎている人だらけだからです。
高カロリーなものを食べたからではないんです。
脂肪たっぷりのものを食べても、高カロリーの代表的な食べ物とされるお肉をがっつり食べても、よっぽど規格外に食べ続けないかぎり太りません。
お肉をがっつり食べても体脂肪はつきにくいんです。
反対にお米やパン、麺類、糖分たっぷりのお菓子や菓子パンなどはかなり体脂肪が付きやすい食べ物。
お米なんてカロリー的には「低カロリー」ですから、一見ヘルシーでダイエット向きな感じもしますが、でも太る一番の原因である糖質量を見ると結構な量が含まれていますから、お肉なんかよりも太りやすい食べ物。
だから低カロリーを意識した食事をしていても、糖分はそれなりに取っているのでなかなか痩せられない。
逆に太ってしまうこともある。
反対にカロリーを気にせずにお肉や卵、魚介類、大豆などを中心に食べると、体脂肪がつきにくく、スリムでメリハリのあるボディラインを作るために欠かせないタンパク質や脂質がたっぷりとれますから、筋肉もしっかりと付いて自分の理想とする体型にしやすい。
比重で見ると脂肪よりも筋肉のほうが重たいですから、あまり体重にこだわりすぎないことも「理想の体型」を目指すためには大事です。
体重の数値としては減量できていても、実質的には脂肪よりも筋肉のほうが落ちてしまっていた、なんてことにもなりかねませんからね。
実際そうなってしまっている人はかなり多いです。
私はカロリーも体重、ほとんど気にしないでいいと思っています。
それよりも食べ物の栄養的な質にとことんこだわる。
カロリーや体重を気にしすぎるダイエットは、目に見える成果も出にくくストレスもその分溜まりがちで、そして健康的に痩せる方法として、決して理にかなっているといえないので、まずは糖質制限の基本をしっかりと学んで、従来の「カロリーや体重重視のダイエットの考え方」からの脱却を図ることをおすすめします。
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