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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
「中年太り」の原因も結局は糖質のとり過ぎではないでしょうか
2012年10月22日 (月) | 編集 |
40、50代になるとお腹ぽっこりになって、身体全体も脂肪がたっぷりついて、ぽっちゃり体型になったりして、いわゆる「中年太り」になってしまう人も多いですよね。

というか、大半がこのようになってしまっているのではないでしょうか。

私も糖質制限を知るまでの食生活から考えると、そのまま続けて入れば、40代を超えたときにはほぼ間違いなく「中年太り」コースを突っ走っていたことでしょう。

しかし、糖質制限を知ったからには、もうその心配はなさそうです。太る原因というのが「糖質」だということが明確にわかりましたからね。

結局「中年太り」も長年糖質を取りすぎていたことのツケが回ってきたということでしょうね。



長年炭水化物を取りまくってきたツケ
私たち日本人の主食はお米。

戦後から、食が急激に欧米化してからは、パンや麺類なども主食として食べられる機会が増えてきました。みんなが当たり前のように食べているこれらの主食ですが、実はこれらは「糖質」の塊です。甘くなくても。

お米も小麦粉もでんぷんが主成分。このでんぷんというのは「ブドウ糖」が複数集まってできているもの。ブドウ糖は糖質の最小単位です。

このでんぷんが胃腸でブドウ糖まで分解されて、腸壁から吸収されて、血液に「糖」として入っていきます。血液中のブドウ糖の割合を表したものが血糖値。

で、この血糖値があがると、すい臓からインスリンが分泌されます。このインスリンがブドウ糖を各細胞に渡すことで、血糖値も下がります。

各細胞のブドウ糖の量が一杯になっても、まだ血液中にブドウ糖が残っていれば、それら残りはすべて中性脂肪に変換されて脂肪細胞に蓄えられていきます。

これが続くと肥満になっていくわけです。

ということは、この肥満のシステムに影響しているのは糖質ということになります。

三大栄養素の残りの2つ、たんぱく質と脂質は血糖値にほとんど影響しません。

運動をプロスポーツ選手並みにすれば、とり過ぎた糖質もエネルギーとして消費されるでしょうけど、そうでなければ、余った糖質はすべて脂肪になってしまいます。

どう考えても、現代人の運動量は昔に比べて激減しています。その上で1日3食、しっかりご飯などの穀物をとっていれば、大半の人は余った糖質を脂肪として蓄えているのではないでしょうか。

これの積み重ねが「中年太り」として現れるのでしょうね。


病気ではないからと安心してはいけない
「病院で特に病名を言い渡されてないから、自分は健康である」と考えている人は多いかと思いますが、それは違います。

ほんとの健康状態は医者が判断するのではなく、自分自身の感覚で判断するものです。

「寝ても疲れが取れない」「倦怠感がある」「日中の異様な眠気を感じる」「頭痛持ちである」といったからだの不快症状。

これらを病院で訴えても、「特に異常なし」と診断されることも多い。私も経験あります。

でも、じゃあそれなら自分は大丈夫だと思えるでしょうか。しんどいのに。

どう考えても、それで健康体であるとはいえないでしょう。

身体のどこかに不具合がおきているからこそ、そのサインとして痛みや不快感を発信しているのです。いわば身体からの警告です。大きな病気になるまえの前触れです。

身体はしっかりとサインを出しています。

多くの人はそれを大したことではないとスルーしてしまいます。そして気がつけば病名を言い渡されてしまう事態に。

そうなる前に、少しでも身体に不快感があれば、それを無視しないで、しっかりと受け止めないといけません。

「中年太り」というのも、これもわかりやすい身体からのサインでしょう。

お腹のぶよぶよした肉はほんとにわかりやすいですよね。これで健康なはずがない。。

結局は毎日の食です。

「中年太り」であれば、それを解消するのもまずは「糖質制限」をしてみることです。肥満自体があらゆる病気を引き起こす原因にもなりますからね。

食が体にいかに影響を及ぼしているかを実感するためにも、割と早く効果を感じられる「糖質制限」は有効ではないかと思います。
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