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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
「夕食抜き」ダイエットを2ヶ月続けて10キロ減量!でもそれを維持できない
2023年01月25日 (水) | 編集 |
「食べたあとは家でゴロゴロして寝るだけ」だから、夕食は太りやすい。

よく言われますよね。

その情報を参考にして「夕食抜きダイエット」をされている方もいるかと思います。

それで例えば、2ヶ月夕食抜きを続けて10キロ体重を減らすことができたとします。

3、5、7キロでも何キロでもいいですが、とにかく「夕食抜き」で減量にはそれなりに成功したと。

でもその状態を維持できない人がほとんどだと思います。

しばらくするとリバウンドしてしまう。

多分、その多くの人が「夕食抜き」をしたことで、「食べることを我慢する」ことが大きなストレスになって、そのストレスを解消するために、一旦目標体重まで減量したけど、その後に気が緩んでしまい、今まで以上に食欲が増してしまって食べ過ぎ・どか食いをしてしまいリバウンドしてしまった。

そういう人も少なくないと思います。

個人的には、1日2食でも十分だと思っているので、ダイエットをする上で食事抜きをすることはいいことだとは思います。

でも「夕食抜き」もやり方を間違えてしまうと、逆効果になってしまうこともあるので「健康的に痩せたい」のであればかなり慎重にやる必要があります。

ちなみに私は現在、「糖質をとりすぎないことを意識しながらのほぼ1日1食」です。

5年以上スリムな体型を維持していますし、体調もめっちゃいいです。


夕食抜きを継続できないのは、そもそもの考え方が間違っているから
「夕食抜き」を「ただ夕食を抜けばいいだけ」と考えているとしたら、それは大間違いです。

それまで夕食をがっつり食べていて、そこからその夕食をごっそり抜けば、それを続けることで単純に食べる量が減りますから体重が落ちる場合も多いでしょう。(体質によっては逆に太ることもありますが)

でも、それをそのまま続けていたら大抵の人が、どこかで「夕食を食べることを我慢」しているストレスが爆発し、タガが外れていつも以上に食べてリバウンドしてしまうと思います。

夕食を食べないことがつらい、空腹を我慢するのがつらい。

体調不良を感じるほど、体がだるいと感じるほど、空腹感がつらい。

そう考えてしまっている時点で、すでにダイエットに失敗しています。

いくら食事を抜いても、それ以外の食事で栄養的な質の見直しがきちんと出来ていなければ、いつまで経っても「つらい空腹」から抜け出せないです。

だからダイエットも続けられない。

そういう失敗をしないためには、まずは栄養的なバランスを整えることを考える。

その上で「夕食抜き」を加える。

こういう順番のほうがいいです。

「夕食抜き」が「主」になってはいけないと思います。

夕食抜きをして体だるい、イライラする、みたいなことがあるのであれば、あなたの体はまだ夕食抜きをする準備が出来てないのだと思います。


体重が減らないのは何が原因?
「夕食抜き」をして体重が減る人が多い(不健康にやつれているのだと思いますが...)一方で、夕食抜きをしても痩せないという人もいます。

これは多分、朝食、昼食、もしくは間食で「必要以上に糖分をとりすぎている」のだと思います。

食べる量やカロリーよりも、「糖分のとりすぎ」が実は一番「体脂肪の蓄積」に影響してきますからね。

味覚的に甘くなくても、白米も小麦粉を使ったパンや麺類も糖分がたっぷり含まれています。

塩辛い「せんべい」や「ポテチトップス」も原料はお米やじゃがいもですから、栄養的にみるとやっぱり「糖分たっぷり」なんです。

市販の多くの加工食品は「隠れ糖分」ともいえるぐらい、結構な糖分が含まれています。

また、夕食抜きで溜まっているストレスによって、それ以外の食事で無意識に食べる量、糖分の量が増えている可能性も十分にありますよね。

無自覚に糖分を取りすぎている」のではないかと。

人それぞれ、みんな体質も違いますから、それゆえ「体脂肪の付き方」も違うわけで、同じように食べていても「体脂肪が付きやすい人」と「体脂肪がつきにくい人」がいるので、そういった違いもあると思います。


夕食抜きしても、間食でお菓子食べてたら全然意味ない
間食でお菓子や菓子パンなどを食べていたら、それも良くないですね。

ダイエットをするにおいて、間食する事自体は全然OK。

「間食で太る」のではなくて、「太りやすい間食を食べているから太る」んです。

お菓子、菓子パンも全般的に糖分の多いものばかりですから、普段何気に食べているそういった糖分の多い間食が痩せない、またはリバウンドの原因にもなっていると思います。

コンビニで買える間食としておすすめなのは、アーモンド、ピスタチオ、くるみ、ゆで卵、するめ、唐揚げ、チーズ、ソイジョイ、低糖質チョコなどですね。


「夕食抜き」をしながら運動を取り入れるのは?
夕食抜きをしながら、同時にウォーキング、ランニング、ジョギングなどの運動を積極的に取り入れている人もいるかと思います。

1食分を抜きながら同時に運動量を増やすことで、多少は相乗的な減量効果も期待できるかもしれません。

ただ、非日常な運動を急激に増やすことで、「いつも以上に食欲が増す」こともあります。

そして、「いつもよりも運動をたくさんしてるからちょっとぐらい食べてもいいでしょ」とばかりにいつも以上に食べてしまう。

運動量を増やしたことが免罪符になって、「食べること」の基準が甘くなってしまう。

でもその結果、運動で消費したカロリーよりも、摂取カロリーのほうが増えてしまう。(厳密には「カロリー」はあまり太る太らないには関係ないのですが、便宜上わかりやすいので「カロリー」で比較してます。)

運動で消費できるカロリーって、実はかなり少なかったりもします。

毎日1時間のウォーキングでダイエットは成功するか

なので、「運動量を増やしたけどダイエット前よりも太ってしまった」人もたくさんいます。

そういった罠?に陥ってしまわないように、「ダイエットの基本は食事の見直し」と意識しておきましょう。


「夕食抜き」をしたから栄養不足になるわけではない
ダイエット目的に「夕食抜き」をしながらも、一方で「栄養不足にならないかな」心配する人もいるかと思います。

1日のうち1食でも抜いてしまうと栄養不足になる、みたいな極端な情報もあったりしますしね。

でもそれは、体の「消化吸収」「代謝」のことを完全に無視してしまっている意見だともいえます。

「食べれば食べるだけ栄養素を吸収できて、反対に食べなければすぐに栄養が不足する」というような、そんなに単純ではないですね、人間の体の仕組みは。

なので、夕食抜きで1食抜いたところで、ほとんどの人は栄養失調になることはないと思います。

ただし、「朝食や昼食で栄養的に質のいいものをなるべく食べれば」というのが大前提です。

極端な話、朝食と昼食がお菓子や菓子パンだけであれば、確実に栄養失調になるでしょうからね。


いくら長期間夕食抜きをしても、根っこの考え方を間違えてたら、かならずリバウンドする
長期間、夕食抜きをするほどにダイエット効果は高まってくると思います。

1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、1年、2年。

週一でも週二でも、一日おきの夕食抜きであっても、やはりその習慣を長く続けるほどに意味のあるものになってくるでしょう。

ただし、最初に言ったように、「健康的に魅力的に痩せてその状態を維持する」ためには、まずは考え方を変えないとだめです。

ただ単に夕食を抜けばいい、わけではないということ。

それ以外の食事の質が、実は健康的ダイエットを成功させる肝の部分であるということ。

でないとリバウンドは確実に訪れます。


効率的に脂肪燃焼をさせるには「正しく学ぶ」こと
見た目を変えたい、肌荒れを治したい、体調を改善させたい。

これらは健康的なダイエットをすることで、同時に改善されるものです。

ダイエットのそもそもの意味が「健康的な食生活」というようなものですからね。

「効率的に痩せたい、体脂肪を落としたい」という人も多いと思いますが、そのための一番の近道は、「基本をしっかりと学ぶこと」「健康的に痩せるための正しい知識を学ぶこと」です。

遠回りなようで、これが一番の近道。

以前の記事でも紹介しましたが、タモリさんの名言「やっぱり近道はないよ。真ん中の王道が近道なんだよ」を再び思い出しました。

ほんとそうなんですよね。

じゃあ、具体的に何を学ぶべきか。

私は糖質制限をお勧めします。

体脂肪を落として健康的に痩せるためにとても理にかなっていると思うので。

「糖質制限の理論を正しく理解して実践できれば」という条件付きですが。

とにかくダイエットは焦らず、まずはしっかりと学びましょう。

糖質制限の理論がしっかりと理解できるようになってくると、「夕食抜き」って実はダイエットの本質ではないんだなってこともわかってくると思いますよ。
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