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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
朝は「野菜ジュースだけ」で便秘は解消する?
2017年07月20日 (木) | 編集 |
便秘対策として「朝食は野菜ジュースだけ」をしている人もいるかもしれませんね。


Juice of Life / Leon Terra


これって便秘対策としてどうなのでしょうか。


長期的に見れば、便秘の根本的対策にはなると思います
「朝は野菜ジュースだけ」ということは、要するに「朝食は固形物はとらない」ということになりますよね。

一般的な便秘対策として「食事を抜くと余計に便秘になりやすい」というのがあります。

これってどうなのか。

私としては「短期的には食事を抜くことで一時的に便秘は悪化するかもしれないけど、でも長い目でみれば食事を抜く(朝食で固形物を取らない)ことは、便秘の根本的な解決につながってくる」と思っています。

根本的に考えて今の多くの人にとっての便秘状態の原因は「食べ過ぎ」である場合がほとんどだと思うからです。

これは単に「食べる量」だけではなくて、「栄養的に質の悪い食べ物ばかりをたべていること」も「食べ過ぎ」ということになります。

そういう食生活をすることによって、腸が本来持っている「消化能力」以上をいつも要求されるようになってしまう。

胃腸を含めた消化器官が「過剰労働」している状態ですね。

そんな食生活を続けていれば、当然胃腸はどんどん疲れてきます。

自力で便を体外に押し出す力も段々となくなってくる。

その成れの果てが「重度の便秘」なのだと思います。

便秘対策として「食物繊維をしっかりとる」ことも一般的に言われていますよね。

確かに適度な量の食物繊維は必要かもしれません。

でも食物繊維も取りすぎれば逆に便秘を悪化させてしまうことにもなりますし、特に便秘時の「不溶性食物繊維」の過剰摂取は便秘をより悪化させやすかったりもします。

不溶性食物繊維は穀物類や野菜などに多く含まれています。

便秘を解消しようとして野菜や穀物類を食べ過ぎて便秘をより悪化させてしまっている人も実はかなり多いのではないかと思います。

私も過去、経験があります。

穀物類や野菜をガッツリ食べても単にお腹が余計に張るだけで全然便通は良くならないという。


そう考えると、「朝は野菜ジュースだけ」という食事は決して便秘対策として悪くはないと思います。

それまでは朝食に固形物を食べていて、いきなり野菜ジュースだけにしたら、たぶん一時的には便秘は悪化するかもしれません。

でもそれはたぶん、それまでは「単に食べる量が多いことでそれによって物理的に便を押し出していた」から便通があったように思えただけなのだと思います。

それは決して「腸が本来持つ便を押し出す力」によってのものではなくて、単にトコロテン式に押し出されていただけだろうと。

だから、それが朝食でなくなるわけで、一時的に便通が悪化したように見える場合もあると思います。

でもそれをしばらく続けると、たぶん便通は改善してくると思います。

以前よりも良くなってくる。

私も以前、「朝は人参りんごジュースだけ」を長く続けていたことがあり、それを始めてから4ヶ月ぐらい経ってようやく便通が良くなってきました。

もちろん、以前よりも格段に。

短期的には便通は悪化しましたが、これは今後良くなっていくための単なる「過程」にすぎないことはわかっていたので、それを特に心配することはなく淡々と続けていきました。

そして4ヶ月後ぐらいに以前よりも、より快適な便通になった。

ただ、そのときには、「朝食」のことしか考えてなくて、昼食と夕食はそれまでと同じく栄養的な質を全然考えていない食事でしたから、結局はしばらくしてから、また便通も悪くなってきたんですけどね。

この私の経験からも言えることは、1日の食事をトータルで見ないと結局は便秘を根本的に改善することはできないということですね。


糖質制限を続けている今現在は、便通の悩みはほぼなくなっています。

糖質制限によって便秘が悪化した、みたいな話もよく聞きますが、でもそれも「短期的な変化だけで判断しない」ことと、「正しく糖質制限を実践する」ことをきちんとやれば、いずれは解消されてくるのではないかと私は思っています。

ダイエット法として知られている糖質制限ですが、私は便秘を根本的に良くしていくためのものとしても糖質制限は優れていくと思っていますので。

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