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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
「下剤ダイエット」を1週間、1ヶ月したら痩せる?
2017年09月19日 (火) | 編集 |
「下剤」でダイエットをする。


/ dno1967b


下剤を使うことで体重を落とす。

「下剤ダイエット」というのを聞いたことがあります。

下剤によって下痢を強制的に引き起こすことで、腸内に溜まっているものをガツンと出して体重を落とす。

1週間、1ヶ月と下痢ダイエットを続ける。

これで痩せるでしょうか。


「下剤」は常用しないほうがいい
私の意見は、「下剤ダイエットは絶対にやらないほうがいい」です。

下剤を使うことで、一時的に体重は落ちるかもしれません。

便秘がかなりひどいときには、「時々」下剤を使うことで腸内に溜まっている「停滞物」を強制的に出すことにも意味があるかもしれません。

腸内が少しでも綺麗になれば、それが「代謝アップ」につながることになり、代謝が上がれば体脂肪も分解されやすくなりますからダイエット的にも有利です。

でも、下剤はあくまでも「たまに」「緊急的」に使うものであって、決して「常用」するものではありません。

「1ヶ月」という長期間はもちろん、「1週間」であっても私は連続で使うのはやめたほうがいいと思います。

下剤を使い続けることで、腸は確実に弱っていきます。

下剤は薬ですからね。

薬は身体にとって「異物」ですから、1回の使用ごとの負担はいくら小さくても、それを使い続けることで確実にその負担は積み重なっていきます。

下剤の場合は腸に負担がかかっている。

下剤を使い続けることは、腸の機能を段々と弱らせていくことも意味します。

そうすると、腸が持っている「自力で便を出す力」も段々と衰えていきます。

そうなってしまうと、ますます下剤に頼らないと便が出にくくなりますが、体もそれに段々慣れてくるので、以前よりももっと多くの下剤を使わないと出なくなってしまう。

そしてまた腸への負担が積み重なっていく。

悪循環ですね。

もちろん、それが永遠に続くわけもなく、腸への負担が積み重なって膨大になると、ある時何処かで「腸の病気」になってしまう。

このあたりは体質的な個人差がかなりありますから、一概にはいえませんが、でも下剤を使い続けるということは、常にそういったリスクと隣り合わせであるということは確かです。

また、「肌は腸を写す鏡」ともいい、下剤で腸の状態が悪化すれば、それによって「肌荒れ」など、「見た目」的にも大きく影響してきます。

と考えると、「下剤ダイエット」って何のメリットもないですよね。

下剤ダイエットによって、一時的に体重が落ちたとしても、「体重が落ちたから見た目が綺麗になる」わけでもないですしね。

「体重を落とす」ことばかりにこだわりすぎると、ダイエットのやり方を間違えてしまいます。

「下剤ダイエット」も完全に間違ったダイエット法のひとつです。

まずは「体重重視のダイエット」から脱却することが大事だと思います。

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