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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
健康診断対策として3日前からダイエット。これって意味ある?
2022年03月05日 (土) | 編集 |
健康診断まであと3日。



悪い数値が出そうだから、3日前からダイエットしようかな。

ということで、健康診断の3日前から本気でダイエット。

少しでも健康診断までに痩せたい。

そして、ちょっとだけ体重も落ちた。

これって、健康診断にいい影響が出るでしょうか。


まったく意味がないことはないけれど...
これでいい影響が出るかどうかは、「どんなダイエットをしたか」によって全然違ってくると思います。

例えば、「とりあえず体重を落とす」ことだけを考えて、極端な話、3日前から前日まで「ほとんど食べない断食」をしたとします。

体質にもよりますが、たぶん大抵の場合、体重も落ちるでしょう。

じゃあ、健康診断の数値はどうか。

人によってはちょっと改善しているかもしれませんし、また場合によっては「食べない」ことによる栄養不足などで悪い数値が出てしまうかもしれません。

体重が落ちていても、その落ちた要因が体脂肪ではなくて、体を支える筋肉の方が落ちていた場合、これだと体にとっては「不健康な痩せ方」になるので、悪い数値が出る可能性もあります。

では、食事はそのままで「めっちゃ運動」した場合はどうか。

健康診断の3日前からひたすら運動を頑張る。

ただ、ランニングであってもジョギングなどであっても「運動によるダイエット効果」は実はそれほどでもありません。

運動によるカロリー消費ももちろんありますが、でも多くの人が思っている以上に実は少ない。

毎日1時間のウォーキングでダイエットは成功するか

アスリート並の運動量であればまた別だと思いますが、私達一般人が普段の生活の中で出来る運動量はやはりそう多くはとれないでしょう。

しかも、「健康診断の3日前から」だけの運動。

体脂肪も大して落ちないと思います。

これだと、ダイエット効果もあまり期待できないでしょうし、そもそも「体脂肪」が付いて太ってしまう根本的な原因は「食生活」にあります。

単に太るだけではなく、糖尿病や高血圧などの様々な生活習慣病の多くの根っこの原因は間違いなく「間違った食生活」です。

健康診断で悪い数値が出てしまう大きな原因も食生活にあると言えるでしょう。

そう考えると、やはり「運動だけ」で痩せようとすること自体に無理がありますよね。

私が考える「健康診断の3日前から、少しでも数値を良くするためのダイエット法」は、「栄養的な質を考えた食生活をする」ことです。

・糖質のとりすぎを見直す
・精製糖質(白米、小麦粉、砂糖、果糖ぶどう糖液糖)をなるべく減らす
・酸化した油、トランス脂肪酸、植物油(リノール酸)をなるべく減らす
・食品添加物の摂取量をなるべく減らす
・体の材料となるたんぱく質や脂質をしっかりと取る
・そのためにお肉や魚介類、卵などの動物性食品や大豆製品、野菜などをしっかりと食べる


といったこと。

めっちゃ当たり前のアドバイス?

でも、これがやっぱり一番効果があると思うんですよね。

そして、実は食生活において、多くの人が「当たり前のことを当たり前にする」ことができていないと思います。

私自身も以前はそうでしたからよくわかります。

「食事の見直し」をしている人は多いと思いますが、ただ、多くの人がやり方が中途半端になっているから、結果的に大した効果が出ていない。

食事も「きちんと」見直せば、それだけの効果は「きちんと」出ます。


食事に限らず、どんなことでも「中途半端」では、思ったような効果が出るはずもありませんよね。

ダイエットも同じこと。

本気で健康診断の数値を良くしたいと考えているのであれば、自分自身で食や栄養についてしっかりと学び、一つ一つ丁寧に見直していくことが欠かせないです。

「きちんと努力する」「努力の方向性を間違えない」ことによって、食生活を見直すことで、健康診断に引っかからない健康的な体を作ることができると思いますよ。

まあ、「3日前」からではそれでも大した効果はみられないかもしれませんが。

食生活も「地道にコツコツ」見直してくことで、それを続けた先に「絶大な効果」が出てきますからね。

今年の「3日後の健康診断」だけではく、翌年、その翌年、そのまた翌年と、今後の健康診断でもなるべく健康的な数値が出るよう、今からコツコツと食生活の見直しをしていきましょう。


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