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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
通常の健康診断では見落とされるグルコーススパイク
2012年01月26日 (木) | 編集 |
定期的に健康診断を行っている会社も多いと思います。

血糖値の検査も行いますよね。基本的には血糖値の検査をする場合は空腹時の血糖を測定することが多いようです。

空腹時の血糖値を測って正常だったので、自分は糖尿病ではないな、と考えてしまうのは早計かもしれません。なぜなら、それらの検査では「食後高血糖」であるかどうかが見落とされているから。

グルコーススパイク
空腹時の血糖値と食後の血糖値の差が大きいことを「グルコーススパイク」といいます。糖尿病の患者さんの場合、空腹時は100ぐらいだったとしても、糖質を多く含む食べ物を食べたことで、食後血糖値が一気に200~300ぐらいまで上昇することもあるようです。

高血糖な状態は、リアルタイムで血管の内側が傷つけられていくといいますが、実はこの急激な血糖値の上昇がより危険であると言われているんです。

江部先生の本に書いてありましたが、ネズミを使っての実験でそれが分かったそうです。糖尿病のネズミに常にエサを与えて高血糖を常時維持する方と、1日に2回だけエサを与えて、食後のみ急激な高血糖の状態を起こさせる方で比較。

その結果、1日2回エサを食べて食後だけ高血糖になるほうが、血管の障害が大きかったといいます。

ということはドカ食いもよくないと言えますね。

よくある健康診断では、よっぽど糖尿病が信仰している人でないと引っかかりにくいといいます。

便利になった現代の生活環境を考えると、運動量が激減している上に、糖質食品を大量に摂取している状態。誰もが糖尿病になってもおかしくない食生活を送っていると言えますから、空腹時の血糖値だけではあまり安心できなかもしれません。
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