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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
お昼ご飯や夕食は「メロンパンだけ」。これって太る? 
2021年10月15日 (金) | 編集 |
「お昼ご飯はメロンパンだけ」。

もしくは、「夕食はメロンパンだけ」。

1日3食のうち、1食分を「メロンパンだけ」にする。

これで痩せるでしょうか。


「お昼ご飯にメロンパン1個」って、低カロリーで痩せそうだけど...
「お昼ご飯にメロンパンだけ」で考えてみましょう。

「痩せる」ということを「体重が落ちる」という意味で考えれば、たぶん大抵の場合、体重は落ちるでしょう。

それまではお昼ご飯には、コンビニのお弁当やデザートなどをしっかりがっつり食べていた。

それをメロンパン1個だけにする。

これをビフォーアフターで比較すると、単純にお昼ご飯の食べる量が減っていますから、たぶん体重は落ちます。(もちろん、人それぞれで体質は違うので、それでも体重は落ちない、もしくは逆に体重が増える場合もあるでしょうけど)

でも、この時に痩せた要因は、単に「食べる量が減ったから」ですから、要するに「栄養不足でやつれている」のとほとんど同じことです。

体脂肪が溜まる一番の原因は「糖質のとりすぎ」です。

で、メロンパンは原材料が小麦粉と砂糖がほとんどですから、要するに「糖分たっぷり」な食べ物です。

メロンパンに限らず、菓子パン全般的に「糖分たっぷり」。

他の栄養素はほとんど期待できないといってもいいと思います。

なので、メロンパン1個であっても人によっては、そこから摂取した糖分が体内で余ってしまう場合もあります。

その余った糖分は、体内で「中性脂肪」に変換されて身体中の脂肪細胞に取り込まれていきます。

この現象が日常的に続けば、立派?な肥満です。

糖分たっぷりのメロンパンを食事として食べていれば、体内の無駄な体脂肪はなかなか落ちにくい、どころかむしろ増えていく可能性大。

それでも、「メロンパン1個」だけにすると体重が落ちてしまうのは、たぶん体の土台となっている「筋肉」が落ちているからではないかと思います。

たぶん、その可能性大でしょう。

メロンパンには、筋肉の原料となるタンパク質(アミノ酸)はほとんど含まれていませんからね。

また、メロンパンには体のあらゆる代謝に欠かせないビタミンやミネラルなどの微量栄養素もほとんど期待できないでしょう。

と考えると、やはり「お昼ご飯にメロンパンだけ」ではタンパク質(筋肉の材料)を筆頭に栄養不足になると思います。

比重で見ると、筋肉のほうが体脂肪よりも重たいですから、メロンパンだけにしたことで筋肉が落ちてしまえば、体重だけみるとダイエットに成功しているようにも見えますが、でも実際には体内の栄養状態はかなり悪くなっている。

先程も言ったように、「健康的に痩せている」のではなくて、「栄養不足で不健康にやつれている」のだと思います。

こういう食生活は長く続けるほどにリスクも高まってきます。

これで痩せたとしても、それは単に「食べる量(カロリー)」を減らしたからその分痩せただけ」です。

体の栄養状態は決してよくはなっていないです。

栄養状態も少しずつ悪くなってくるでしょうね。

結局、健康的に痩せたい場合、食べる量とかカロリーだけで考えていてはダメということです。

お昼や夕食など、「1食」だけで考えていてもダメ。

1日で考えると、朝も昼も夜も間食にしても夜食にしても、その全ての食事があなたの体に何らか影響を与えているわけですからね。

1日トータルで考えて、しかも単に食べる量とかカロリーとかではなくて、「どの食べ物にどのような栄養素がどれぐらい含まれているか」をきちんと考えて日々の食生活を見直していく。

やるべきことはとてもシンプルで「当たり前」のことですが、でもその「当たり前」をコツコツ継続して出来る人が、最終的に「健康的に魅力的にスリムな体型」を手に入れられるんです。

私自身、それを体感的に理解しています。

イチロー選手の名言で、「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くためのただひとつの道。」みたいなのがあります。

これはどんなことにも言えることで、「健康的に魅力的にスリムになる」ためにも、まさにこの考え方が大事だと思いますね。
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