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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
お茶碗一杯のお粥のカロリーはなぜ低い?
2023年01月12日 (木) | 編集 |
以前にも記事にしましたが、「お粥ダイエット」というものもあったりしますよね。



私達が普段主食として食べている「白米」も「おかゆ」もどちらも原料は当然「お米」です。

なのに、おかゆのほうがカロリーがかなり低い。

だから、お粥はダイエット向きな食べ物だとも言われます。

なぜ同じお米なのに「お茶碗一杯の白米」よりも「お茶碗一杯のお粥」のほうが圧倒的にカロリーが低いのか。


お粥の方が水分が多くなるから
まず、白米とお粥それぞれの100gあたりのカロリー数をチェックしておきましょう。

・白米・・・356kcal
・お粥・・・71kcal


圧倒的にお粥のほうがカロリーが低いですね。

なぜか。

その答えはとてもシンプルです。

お粥のほうが水分が多くなるから」です。

お粥って基本的に鍋に水を入れて煮込みますよね。

なので、お米の一粒一粒が水分をたっぷり吸います。

それに加えてお粥全体的にも水分たっぷり。

そんなおかゆを、例えばお茶碗一杯に「白米を盛るときと同じ重量」で入れたら。

「同じ重量」で白米とお粥を比較すると、お粥のほうが重量あたりの水分量が圧倒的に多くなりますよね。

ということは、その分、実質的にお粥のほうが「お米の量が減っている」と考えてもいいと思います。

そして、「水」はカロリーがゼロです。

だから、同じ重量で比較したときには、水分たっぷりのお粥のほうが圧倒的にカロリーが少なくなります。

あと、それぞれ100gあたりでチェックしてみると、脂質の量が、

・白米・・・0.9g
・お粥・・・0.1g


となっていました。

お粥になるとなぜ脂質が減るのか、そのあたりは私はよくわかりませんが、脂質は炭水化物よりもタンパク質よりもカロリーが高く、「脂質1gあたり9kcal」あります。(炭水化物もタンパク質も1gあたり4kcal)

おかゆでカロリーの高い脂質が減っている分も、お粥のカロリーを押し下げているひとつの要因でもあるかもしれませんね。

ただし!

口が酸っぱくなるほど他の記事でも書いていますが、太る一番の原因は「カロリーのとりすぎ」ではなくて、「糖質(炭水化物)のとりすぎ」です。

脂質も、「食べ物に含まれている脂質をとると、それがそのまま体内で体脂肪になる」と思われがちですが、実はそう単純なものでもないんです。

それよりも圧倒的に体脂肪になりやすいのは、「糖質のとりすぎ」。

なので、「お粥はカロリーが低いから痩せやすい」と言われますが、私としては正確には「お粥は白米よりも糖質量(炭水化物量)が少ないから痩せやすい」と思っています。

まあ、考え方は何にしても、白米よりお粥のほうがダイエット向きであることには間違いないのですけどね。。

とはいえ、おかゆもやっぱりそれなりに糖質を含むものですので、何杯もバクバク食べていたらそれが原因で太ってしまう可能性もあるので気をつけたいですよね。

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