痛みすぎて髪が伸びない？傷んだ髪は切ったほうがいい？

炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。

2018年02月18日 (日) | 編集 |

髪の毛が痛みすぎると髪の毛が伸びにくくなる。

だから、傷んだ毛先はなるべく早く切ってしまったほうが髪の毛が伸びやすくなる。

そんな話も聞きますよね。

毛先を切ると早く伸びる？

傷んだ髪も綺麗で丈夫な髪の毛に生え変わる？

●体内の栄養状態を改善しないと太くて丈夫な髪の毛は生えてこない
多くの人が「髪の毛の健康」を考えるときに見落としてしまっていること。

それは「食生活」です。

髪の毛って当然ですが、「身体の内側」から生えてくるもの。

「頭皮」から髪の毛が生えてきているわけですが、もっというと「頭皮の内側」であり、頭皮の内側ということは、それは「身体の内側」から生えてきていることと同義です。

頭皮の細胞にまできちんと栄養素が行き渡り、頭皮の栄養状態が良ければ、そこから生えてくる髪の毛も当然健康的なものが生えてきます。

頭皮への血流を良くするためには、これも当然「体全体の血流を良くする」ことを意識する必要があります。

髪の毛や頭皮の健康について考える時、それら単体で考えてしまっている人が多いですが、それは間違い。

髪の毛も頭皮も身体の一部であり、ということは、体全体の血流が良くなれば、必然的に頭皮への血流もよくなり、血流が良くなるということは、頭皮にもきちんと必要な栄養素が行き渡るようになるということです。

「栄養豊富な土壌によって育てられる作物が栄養素がぎっしり詰まったものになる」ように、頭皮の栄養状態が良ければ、やはり髪の毛も丈夫で美しいものが生えてきます。

なので、「丈夫で健康的な髪の毛を取り戻す」時にまず考えるべきは、その土台となる「体内の栄養状態を良くすること」であり、それを叶えるために絶対的に必要な「日々の食生活の改善」です。

なので、私としては「髪の毛が痛みすぎると伸びにくくなる」や「傷んだ毛は早く切ったほうが伸びやすくなる」は違うと思っています。

因果関係がまちがっているかなと。

「髪の毛が痛みすぎると伸びにくくなる」のは、髪の毛が傷んでいるから伸びにくくなるのではなくて、頭皮の栄養状態が悪いから傷んだ毛が生えやすく、更に伸びもわるくなる、と。

頭皮環境が悪いことが「原因」であり、髪の毛が痛むことと伸びが悪くなることはどちらも「結果」ということですね。

「傷んだ毛は早く切ったほうが伸びやすくなる」のほうは、単に間違っているのかなと私は思っています。

傷んだ毛先を切っても、髪の毛が生えてくるのは「根元（頭皮）」ですから、まずは根元を根本的に変えていかないと、またすぐに「傷んだ毛先」になってしまうでしょう。

髪の毛の表面的な対策も適度には必要かもしれませんが、根本的に髪の毛を蘇らせたいと考えるのであれば、それこそ「根本的な対策」をしないと戻らないと思いますね。

もちろん、体質的な個人差や年齢によっても、どれぐらい髪の毛が復活するかは全然違ってくるとは思いますが。