fc2ブログ
炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
低GI食品に変えるだけでも違ってくる
2013年05月29日 (水) | 編集 |
以前に「糖尿病患者は低GI食品でも高血糖になる」という記事を書きました。

血糖値の急上昇をなるべく避けるために「低GI食品」を選ぶといいと一般的には言われていますが、しかし、糖尿病であれば、「糖質」をとること自体が良くないですから、結局は低GIでもあまり意味がないかも、というような内容です。

もちろん、それはそうなのですが、でも、糖尿病でなければ、普段食べている糖質食品を「低GI食品」に変えるだけでも大きな意味はあると思います。



糖尿病リスクを軽減する
糖尿病になるのは基本的には「糖分の取り過ぎ」です。

糖分を取りすぎることで、血糖値が急上昇し、それを下げるためにすい臓がインスリンを出します。

糖質食品ばかり食べていると、常にインスリンを出さないといけなくなるすい臓はガンガン働きまくって、最後には疲れ果てて機能しなくなってしまいます。

そして糖尿病になってしまう。

だから、その順序をたどっていくと、必然的に「糖分の取り過ぎ」が原因であるとわかり、「糖質制限」が糖尿病の治療法としてとても理にかなった方法であるということがわかるわけですね。とてもわかりやすい理論です。

今現在、糖尿病でなくても、「糖質の取り過ぎ」をしていれば、糖尿病になってしまうリスクはどんどん上がります。

多少、糖質への耐性の違いは個人差があるでしょうから、もちろん同じように糖質をとっていても、糖尿病になる時期は違ってくるでしょう。

でも、糖尿病になってない人も、糖質の取り過ぎ生活をしていれば、確実にすい臓を酷使しています。だから、「糖質の取り過ぎ」を自覚できた時点で、糖質をある程度抑える食生活に切り替えることが必要です。

そういう場合に、いきなり糖質を極力控えるということはしなくても、まずは低GI食品に切り替えていくだけでも意味があります。

例えば、白米から玄米へ、小麦粉から全粒粉へ、チョコレート菓子からソイジョイへ、などなど。

そうすることで、「血糖値の急上昇」は以前よりも抑えられるようになってきます。

「血糖値の急上昇」自体がインスリンを余分に出させてしまい、それが余計にすい臓を酷使することにもなってしまいます。

糖分をとっても、血糖値の上昇が緩やかであれば、それに合わせてインスリンの量もある程度調整されながら分泌される。だから、すい臓も余分に働くこともない。

それによって、糖尿病になるリスクも軽減される。

もちろん、糖分を取りすぎること自体も治してく必要はありますが、今現在で糖尿病になっていないのであれば、無理をせずに、「高GI食品から低GI食品」へ切り替えていくことも大きな意味があると思っています。
関連記事



スポンサードリンク