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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
野菜の脂肪酸割合はα-リノレン酸のほうが多め
2012年02月10日 (金) | 編集 |
「必須脂肪酸」というのは、体内で合成することができないけど、体に欠かせない脂肪酸のことです。なので、食物から常に摂取しなければいけません。

その中でも特に不足していると言われているのが、「オメガ3」の脂肪酸。α-リノレン酸やDHA、EPAがそうですね。健康油として知られる「アマニ油」も植物系のオメガ3脂肪酸です。

このオメガ3系のα-リノレン酸は野菜にも少し含まれているそうです。

野菜にもリノレン酸
野菜に含まれているとはいっても、野菜自体の脂肪酸の含有量は少ないです。ただ、その少ない脂肪酸の中でも、割合としてリノール酸が少なく、リノレン酸が多めだといいます。

例えば、キャベツ200gに含まれる脂肪酸は1gで、その中の0.6gぐらいがα-リノレン酸。

少ないですけど、脂肪酸のバランスとしてはいいですよね。現在は特に植物油などに多く含まれる「リノール酸」の取りすぎが問題になってますから、脂肪酸の含有量のバランスとしてはいい感じです。

今の食生活は、ある程度意識して食べ方を考えないとどうやってもリノール酸の取りすぎになってしまうような気がします。それぐらいオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているものが多くないともいえますね。

肉にしても、以前の牛肉はオメガ3の脂肪酸含有量が割と多かったと聞いたことがあります。昔は、牧草を食べていたからでしょうね。牧草にもオメガ3脂肪酸が豊富だったといいますから。

でも、今は牛などの家畜のエサはほとんど穀物類でしょう。麦や大豆、とうもろこしなど。これらに含まれている脂肪酸はリノール酸の割合が多いです。

そう考えると、野菜を生でたくさん食べることも結構重要なのかなと思ったりもします。といっても、必要量の脂肪酸を取ろうと思ったら相当量食べないと食べないといけないでしょうけど。

煮たり焼いたりと調理すれば、カサが減ってたくさん食べられるともいいますが、オメガ3って熱に弱くて酸化しやすいんですよね。少量でもバランスのいい脂肪酸を野菜から取ろうと思ったらやっぱり生がいいのでしょうか。

その辺私もよくわかりません。。

まあ、野菜にこだわらずに、魚とかをたくさん食べればいい話ではありますが。アマニ油買うとか。ナッツ系ではクルミも比較的オメガ3が多いと言われています。私も最近はくるみをよく食べます。

とにかく、脂肪酸はバランスが大事です。オメガ6のリノール酸とオメガ3のリノレン酸。で今はリノール酸を取りすぎることの弊害がいわれています。

しかし、現在はその「リノール酸」の取りすぎが問題にもなってます。たくさん取ると体にいいはずが、逆に心筋梗塞が進むというような危険性も指摘されるようになっています。リノール酸を多く摂取することで、血液中の過剰分がアラキドン酸に変化し、これが多くなると、血液凝固の作用が働くようになるといいます。(リノール酸の摂取量は控えましょう)


量は少ないにしても、生野菜をある程度意識して食べることは有効かもしれませんね。
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