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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
糖尿病患者さんはビタミンCが少ない
2012年02月12日 (日) | 編集 |
※2017年7月12日記事更新

糖尿病患者さんはビタミンCが少ないといわれます。

2型の糖尿患者は健常な人に比べて、30%ほどもビタミンCが少ないとも言われています。

なぜでしょうか。


ブドウ糖とビタミンCは競合する
血液中のブドウ糖は、細胞内に取り込まれる時に専用の入り口を利用します。

「糖輸送体(グルコーストランスポーター)」というものです。

実はその輸送体を同じく使っているのが、ビタミンCなのだそうです。

ビタミンCとブドウ糖は分子構造が似ているから。

体内でビタミンCを作れる生物はブドウ糖からビタミンCを作っているそうです。

ということで、この二つは細胞内に入る過程で競合関係にあるといえます。

なので、ブドウ糖が多くなると、その分ビタミンCが細胞内に入れなくなる。

糖尿病になると、血液中のブドウ糖濃度が上がるので、ビタミンCが入る余地が少なくなってしまうんですね。

私は果物は適度に食べていますが、バナナはあまり食べません。

もちろんとてもおいしいです。

ビタミンCの補給にもいいかとも思います。

ですが、糖質も多いということでビタミンCと競合してしまい、思ったほどビタミンCの補給効果はないのかなと考えています。

まあこれは私の想像です。

多分そうかなと。

糖尿病患者さんは果物でも食後高血糖をおこしそうですから、野菜からの補給が一番ということになるでしょうか。

ビタミンCは熱に弱いですから、ある程度生で食べた方がいいかもしれません。

↓江部先生のビタミンCに関する記事です。
ビタミンCとイヌイット、そして糖質制限食と野菜

ビタミンCとヒト・サル・モルモット

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