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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
良質なアミノ酸とは
2012年02月16日 (木) | 編集 |
※2017年6月18日記事更新

豚肉、鶏肉、牛肉や魚などは「良質なアミノ酸が含まれている」などといったりします。


methionine / distillated


多くの食品にアミノ酸は含まれていますが、どう違うのでしょう。


必須アミノ酸
良質なアミノ酸がしっかり含まれているということは、9種類の「必須アミノ酸」がまんべんなく均等に含まれているということです。

「必須アミノ酸」は体内で合成することのできないアミノ酸です。

人間の体を構成しているタンパク質は、現在約10万種類以上といわれています。

その膨大な数のタンパク質は20種類のアミノ酸から作られます。

アミノ酸が連なって、いろいろな形に折りたたまれて、その連なりや折りたたまれ方によって様々なたんぱく質が作られ、それぞれの機能を発揮しています。

この「必須アミノ酸」を評価する指標として、「アミノ酸スコア」があります。

それぞれの食品ごとに必須アミノ酸の含有量を数値で表しています。

9種類すべてが一定量以上含まれている場合を100としています。

この9種類だけは体内で作ることができません。

それゆえ、食物からその分を補う必要があるんです。

9種類は以下のものです。

・イソロイシン
・ロイシン
・バリン
・フェニルアラニン
・スレオニン
・ヒスチジン
・トリプトファン
・メチオニン
・リジン
・トレオニン


あるたんぱく質を合成するには、それに必要な材料であるすべての種類のアミノ酸がないといけません。

1つでも不足すると、そのタンパク質は作られません。

良質なアミノ酸を含んだ食品には、9種類が均等にまんべんなく含まれているといいました。

そうでない食品は、9種類のうちの、どれかが少なかったりします。

そうすると、その一番少ない分に合わせた量だけしか、他のアミノ酸も吸収されません。

それ以外は捨てられてしまうようなんです。

そうなると体内でのアミノ酸が不足してきます。

お肉や魚、乳製品などが良質なアミノ酸の供給減だといわれるのは、これらの食べ物に9種類のアミノ酸がまんべんなく含まれているからです。

これらのアミノ酸スコアは100です。

植物性食品はほとんどが、どれかが一定量の基準を満たしていません。

ただ、大豆は以前はアミノ酸スコアが86でしたが、現在は現在は100になっています。

さすがに”畑の肉”と呼ばれるだけありますね。

まあでも、全体的にみれば、動物性食品のほうが「良質なアミノ酸」を摂取するにはいいかもしれません。


新陳代謝にはたんぱく質が欠かせない
タンパク質は、皮膚やホルモン、臓器、筋肉、骨、血液、酵素など体のあらゆる部分を構成している材料です。

細胞は常に新陳代謝を繰り返しています。

古い細胞が死んで、また新しい細胞が生まれるという入れ替わりが常に起こっています。

この新陳代謝が活発であることで、元気で若々しい肉体を保つことができます。

この細胞の新陳代謝にタンパク質は欠かせません。

十分なタンパク質が供給されないと、頻繁な新陳代謝ができずに古い細胞を長く使いつづけることになります。

そうなると、体も疲れやすく元気もなくなってきます。

日本の伝統的な食事もある程度は健康的ではあると思いますが、ちょっとタンパク質が少ないような気もします。

糖質も多めですしね。

砂糖をたっぷりと使った料理も多いですが、それだとなおさら糖質量が多くなる。

いつまでも若く美しく元気でいるためにも、新陳代謝を活発にさせる「良質なアミノ酸」をしっかりとることは大事かと思います。

糖質制限は「普段取りすぎている糖質を減らしながら、同時にたんぱく質をしっかり摂取できる」食事法であると思います。

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