2014年11月08日 (土) | 編集 |
ニキビが治っても、「ニキビ跡」が残る。

Zit. / Caitlinator
大人になればいつか消えるだろうと思っていても、実際は何年経ってもニキビ跡が消えなかったりする場合も。
顔中に残っていれば、結構目立ったりもします。
この「ニキビ跡」がなかなか消えなくて悩んでいる人の話もよくききます。
ニキビ対策の化粧品を変えてみたり、ケアの方法を変えてみたりと、外側からのアプローチで改善を試みる人も多いと思います。
でも、一方で「内側からのケア」「体の内側から変えていく」ことに目を向けている人はあまり多くないのではないかと思います。
もちろん外側からのケアも大事です。
そしてそれと同じぐらい、いや、たぶんそれ以上に大事なのが「内側からのケア」です。
じゃあ、その「内側からのケア」をどうするか。
「食生活の質を変える」。
これが大事なんです。
●肌細胞の新陳代謝を良くする
「ニキビ跡」がいつまでも残る理由として、「肌細胞の新陳代謝が悪い」というのも考えられます。
約60兆個の細胞が集まってできているのが私たちの体です。
心臓も肝臓も手も足も目も鼻も、そして肌もすべて細胞で作られています。
それら細胞は常に一定量、日々生まれ変わっています。
古い細胞が死んで、そこに新しく生まれてきた細胞が置き換わる。
部分部分が順番にメンテナンスされて、全体として常に正常な状態を保とうとする、といった感じでしょうか。
肌細胞もそうです。
体の内側から新しく生まれてくる肌細胞がどんどん外側に押し出されていき、それまで頑張って疲れ果てている既存の肌細胞と入れ替わる。
新陳代謝ってやつですね。
これがうまく正常に行われていれば、肌も常に綺麗な状態が保たれていて、「ニキビ跡」もしっかり消えているはず。
そう考えると「ニキビ跡」がいつまでも残っているのは、「肌の新陳代謝が悪い」ともいえます。
そして、これは当然肌細胞に限らずですが、細胞の新陳代謝を活発にするには、栄養素が必要です。
食べ物に含まれている、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素。
食べたものは胃腸で消化されて、そこから栄養素が取り出されて、腸で吸収されていきます。
それらの栄養素は肝臓を経て、血液に乗って体中の各細胞に運ばれていきます。各細胞は血液に含まれている栄養素を受け取って、それを糧に活動を行います。新陳代謝もそう。
そうすることで、体の内側から新しい細胞が作られるのも活性化されてくるでしょう。肌の表面の細胞も含めて、細胞の入れ替わりが活性化されてくれば「ニキビ跡」も良くなってくるはず。
●糖分を取り過ぎない、タンパク質をしっかりとる
ではどんな食事がいいか。
例えば、各種の肌トラブルごとにだったり、いろいろな体調不良を抱えているのであれば、その症状ごとに「この食べ物がいい」「こんな栄養素を意識してとるようにする」など、一般的にはさまざまな健康知識があります。
もちろん、栄養価の高い食べ物を意識して取ることも大事ですが、それと同時にもう少し「食生活」という大きな括りでみることも大事。
私としては、自分自身もやっている「糖質制限」を軸にした食生活が「ニキビ跡」にもいいと思っています。
現代人の多くの人に当てはまる「炭水化物・糖質を取り過ぎている食生活」は血液をドロドロにして血行状態を悪くしますし、その上、体の土台を作る材料となるタンパク質や良質な脂質、ビタミン、ミネラルなども圧倒的に不足しています。
今の時代、ある程度意識して食べるものを選んで行かないとあっという間に「糖質過多」な食事になってしまいます。
私たちが当たり前に食べているご飯やパン、麺類などの主食、チョコレートやクッキー、大福、饅頭、ケーキなどの甘いお菓子ポテチなどのスナック菓子、クリームパン、メロンパンなどの菓子パン、さまざまな加工食品。
お米や小麦粉、とうもろこしなどの炭水化物たっぷりの食品で作られたものだらけです。そして、それプラス砂糖もたっぷり使われています。
だからある程度意識して食べ物を選んでいかないと栄養バランスも「糖分とりすぎ」な状態に大きく偏ってしまいます。
血液も常に「ドロドロ」な状態で血液の流れが悪くなっていると思います。血液が体中の末端部分、隅々にまできちんと行き渡らない。
ということは、そういった末端部分の細胞たちが正常に新陳代謝するために必要な栄養素をしっかり受け取ることもできないということでもあります。
だからまずは食の改善。
糖質制限を学び、それを少しずつでも取り入れていくことで、栄養バランスも良くなってくると思います。
糖質制限でニキビを含めた肌の状態が良くなってきたという人も少なくありません。
もちろん、それぞれ体質も違いますし、良くなっていくにしても個人差はあります。一言に「糖質制限」といっても、そのやり方もさまざまです。
長年「ニキビ跡」に悩まされているのであれば、治っていくのにもそれなりの時間がかかるかもしれませんし、治る過程もそうスムーズにはいかないかもしれません。
でもそれでも、人間の体にとって本当に必要な、本当に合っている食生活を続けていれば良くなってくるはず。
「糖質制限」は現代人の大きく偏った食生活のバランスを立て直すものだと思っていますので、ぜひ多くの人に学んでほしいと思っています。
「ニキビ跡」を含めた、肌質を改善させるためにも。
スポンサードリンク

Zit. / Caitlinator
大人になればいつか消えるだろうと思っていても、実際は何年経ってもニキビ跡が消えなかったりする場合も。
顔中に残っていれば、結構目立ったりもします。
この「ニキビ跡」がなかなか消えなくて悩んでいる人の話もよくききます。
ニキビ対策の化粧品を変えてみたり、ケアの方法を変えてみたりと、外側からのアプローチで改善を試みる人も多いと思います。
でも、一方で「内側からのケア」「体の内側から変えていく」ことに目を向けている人はあまり多くないのではないかと思います。
もちろん外側からのケアも大事です。
そしてそれと同じぐらい、いや、たぶんそれ以上に大事なのが「内側からのケア」です。
じゃあ、その「内側からのケア」をどうするか。
「食生活の質を変える」。
これが大事なんです。
●肌細胞の新陳代謝を良くする
「ニキビ跡」がいつまでも残る理由として、「肌細胞の新陳代謝が悪い」というのも考えられます。
約60兆個の細胞が集まってできているのが私たちの体です。
心臓も肝臓も手も足も目も鼻も、そして肌もすべて細胞で作られています。
それら細胞は常に一定量、日々生まれ変わっています。
古い細胞が死んで、そこに新しく生まれてきた細胞が置き換わる。
部分部分が順番にメンテナンスされて、全体として常に正常な状態を保とうとする、といった感じでしょうか。
肌細胞もそうです。
体の内側から新しく生まれてくる肌細胞がどんどん外側に押し出されていき、それまで頑張って疲れ果てている既存の肌細胞と入れ替わる。
新陳代謝ってやつですね。
これがうまく正常に行われていれば、肌も常に綺麗な状態が保たれていて、「ニキビ跡」もしっかり消えているはず。
そう考えると「ニキビ跡」がいつまでも残っているのは、「肌の新陳代謝が悪い」ともいえます。
そして、これは当然肌細胞に限らずですが、細胞の新陳代謝を活発にするには、栄養素が必要です。
食べ物に含まれている、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素。
食べたものは胃腸で消化されて、そこから栄養素が取り出されて、腸で吸収されていきます。
それらの栄養素は肝臓を経て、血液に乗って体中の各細胞に運ばれていきます。各細胞は血液に含まれている栄養素を受け取って、それを糧に活動を行います。新陳代謝もそう。
そうすることで、体の内側から新しい細胞が作られるのも活性化されてくるでしょう。肌の表面の細胞も含めて、細胞の入れ替わりが活性化されてくれば「ニキビ跡」も良くなってくるはず。
●糖分を取り過ぎない、タンパク質をしっかりとる
ではどんな食事がいいか。
例えば、各種の肌トラブルごとにだったり、いろいろな体調不良を抱えているのであれば、その症状ごとに「この食べ物がいい」「こんな栄養素を意識してとるようにする」など、一般的にはさまざまな健康知識があります。
もちろん、栄養価の高い食べ物を意識して取ることも大事ですが、それと同時にもう少し「食生活」という大きな括りでみることも大事。
私としては、自分自身もやっている「糖質制限」を軸にした食生活が「ニキビ跡」にもいいと思っています。
現代人の多くの人に当てはまる「炭水化物・糖質を取り過ぎている食生活」は血液をドロドロにして血行状態を悪くしますし、その上、体の土台を作る材料となるタンパク質や良質な脂質、ビタミン、ミネラルなども圧倒的に不足しています。
今の時代、ある程度意識して食べるものを選んで行かないとあっという間に「糖質過多」な食事になってしまいます。
私たちが当たり前に食べているご飯やパン、麺類などの主食、チョコレートやクッキー、大福、饅頭、ケーキなどの甘いお菓子ポテチなどのスナック菓子、クリームパン、メロンパンなどの菓子パン、さまざまな加工食品。
お米や小麦粉、とうもろこしなどの炭水化物たっぷりの食品で作られたものだらけです。そして、それプラス砂糖もたっぷり使われています。
だからある程度意識して食べ物を選んでいかないと栄養バランスも「糖分とりすぎ」な状態に大きく偏ってしまいます。
血液も常に「ドロドロ」な状態で血液の流れが悪くなっていると思います。血液が体中の末端部分、隅々にまできちんと行き渡らない。
ということは、そういった末端部分の細胞たちが正常に新陳代謝するために必要な栄養素をしっかり受け取ることもできないということでもあります。
だからまずは食の改善。
糖質制限を学び、それを少しずつでも取り入れていくことで、栄養バランスも良くなってくると思います。
糖質制限でニキビを含めた肌の状態が良くなってきたという人も少なくありません。
もちろん、それぞれ体質も違いますし、良くなっていくにしても個人差はあります。一言に「糖質制限」といっても、そのやり方もさまざまです。
長年「ニキビ跡」に悩まされているのであれば、治っていくのにもそれなりの時間がかかるかもしれませんし、治る過程もそうスムーズにはいかないかもしれません。
でもそれでも、人間の体にとって本当に必要な、本当に合っている食生活を続けていれば良くなってくるはず。
「糖質制限」は現代人の大きく偏った食生活のバランスを立て直すものだと思っていますので、ぜひ多くの人に学んでほしいと思っています。
「ニキビ跡」を含めた、肌質を改善させるためにも。
- 関連記事
スポンサードリンク
| ホーム |