2012年01月16日 (月) | 編集 |
糖質制限食でやはり一番続けるのが難しいのが主食を極力控えるということ。
wikipediaによると、アメリカ・カナダ・フランスなどには「主食」という概念がないのだそうです。
私たち日本人は2000年以上もお米を主食として食べてきた歴史があります。私ももちろん、生まれてから30代半ばになる現在までご飯をもりもり食べてきました。
私の場合、人一倍お米やパン、麺類で炭水化物を取りすぎていたかもしれません。。

Cooked - Sapore High Barley Fibre Natural Barley Fettuccine - AUD2.50 / avlxyz
しかし、糖質制限食の理論をいろいろ学んでいるうちに考え方も変わってきました。どうやら、ただおいしい、口当たりがいい、というだけで白米や小麦粉製品を食べていては、体に決して小さくない負担を与えているようです。
1日3食主食を抜く「スーパー糖質制限食」は別にしても、
・スタンダード糖質制限食は・・・朝と夕だけ主食抜き
・プチ糖質制限食・・・夕食だけ主食抜き
の2パターンでは主食を食べることもできます。
その場合、やはり白米よりも栄養素をそぎ落としていない未精製の玄米がいいですね。
●白米の害
私もみんなと同じように白米で育ってきた人間ですから、そのおいしさは体に刻み込まれています。

お米 / hibisaisai1
でもやっぱり白米や小麦粉などのいわゆる精製炭水化物は食べ過ぎに気をつけないといけません。
ご飯の栄養素としては主に炭水化物が占めていますが、これは糖質です。炭水化物はブドウ糖などの単糖類がいくつも組み合わさったもの。
これを食べると、体内で消化されて最終的に糖質の最小単位である「ブドウ糖」にまで分解されて小腸から吸収されます。
白米は、本来玄米に含まれていた食物繊維やビタミン、ミネラルなどがほとんど削り取られたもの。いってみれば、「むき出しの糖分」とでもいえるでしょうか。
白米の状態で食べると、体内で消化されてブドウ糖として吸収されるスピードが速くなります。吸収されるということは血液にブドウ糖が入っていくということですね。
ということは血糖値が上がるスピードが速いってことです。急激な血糖値の上昇は体にいろいろな負担をかけてダメージを与えます。
最近は世間で「低GI食品を食べましょう」なんてよく言われますよね。グリセミック指数というものですが、ようするにあるものを食べたときの血糖値が上がるをスピードを食品ごとに数値で表しているんです。
数値が高いほど、血糖値が一気にギュンッ!って上がる。白米もかなり高めです。
過去に「1日にごはんを3杯以上食べている日本人女性は糖尿病の発症率が高い」といったような新聞記事が書かれていたことがあったそうです。
↓江部先生のブログ記事です。
ご飯1日3杯の女性、糖尿病リスク1.5倍
新聞などでこのような記事を出すのは結構珍しいような気もしますから、なかなかインパクトのある記事ではないでしょうか。1日3食毎食お茶椀に1杯ご飯を食べるのは、たぶんほとんどの家庭でしているでしょうから。
●玄米の豊富な栄養素
一方で玄米ですが、やはり栄養価は高いといえます。

Happy 042 / georgikeith
血糖値の上昇も緩やかになるので、体にあまり負担をあたえません。
玄米は残留農薬が心配だ、というような意見もあります。玄米の皮、いわゆるもみの部分ですね。ここにも農薬が残っているから精米したほうが安全である、ということです。
私的には、玄米の豊富な栄養素がそれをある程度打ち消してくれるような気がします。
体内の不用物をからめとって外に排出してくれる食物繊維も豊富です。玄米に含まれている「フィチン酸」という物質も体内の重金属や農薬などを吸着して排出する作用があるといいます。
歳を重ねても、若々しくて活動的な方たちの多くは玄米を食べている、私がいろいろと調べた限りではそういう人が多かったような気がします。雑穀を食べている人もいましたね。
そういう人たちは概して白米や小麦粉などの精製されたもの、白いものをなるべく避けた食生活をしているようです。
もちろん、玄米も大部分は糖質ではあるので、食べすぎは控えたいところ。
1日お茶椀に少量1、2杯をしっかり噛んでゆっくり食べる。玄米の甘味を口の中で味わえるほどに。これが理想ですね。
私もずっと白米を食べていましたが、現在は玄米か分づき米を主食としてます。これは糖質制限食を始めると同時に玄米に切り替えました。
玄米にしても、炭水化物好きだった私は、まだなかなか食べ過ぎくせが治りませんが、少しずつ改善していこうと思ってます。
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wikipediaによると、アメリカ・カナダ・フランスなどには「主食」という概念がないのだそうです。
私たち日本人は2000年以上もお米を主食として食べてきた歴史があります。私ももちろん、生まれてから30代半ばになる現在までご飯をもりもり食べてきました。
私の場合、人一倍お米やパン、麺類で炭水化物を取りすぎていたかもしれません。。

Cooked - Sapore High Barley Fibre Natural Barley Fettuccine - AUD2.50 / avlxyz
しかし、糖質制限食の理論をいろいろ学んでいるうちに考え方も変わってきました。どうやら、ただおいしい、口当たりがいい、というだけで白米や小麦粉製品を食べていては、体に決して小さくない負担を与えているようです。
1日3食主食を抜く「スーパー糖質制限食」は別にしても、
・スタンダード糖質制限食は・・・朝と夕だけ主食抜き
・プチ糖質制限食・・・夕食だけ主食抜き
の2パターンでは主食を食べることもできます。
その場合、やはり白米よりも栄養素をそぎ落としていない未精製の玄米がいいですね。
●白米の害
私もみんなと同じように白米で育ってきた人間ですから、そのおいしさは体に刻み込まれています。

お米 / hibisaisai1
でもやっぱり白米や小麦粉などのいわゆる精製炭水化物は食べ過ぎに気をつけないといけません。
ご飯の栄養素としては主に炭水化物が占めていますが、これは糖質です。炭水化物はブドウ糖などの単糖類がいくつも組み合わさったもの。
これを食べると、体内で消化されて最終的に糖質の最小単位である「ブドウ糖」にまで分解されて小腸から吸収されます。
白米は、本来玄米に含まれていた食物繊維やビタミン、ミネラルなどがほとんど削り取られたもの。いってみれば、「むき出しの糖分」とでもいえるでしょうか。
白米の状態で食べると、体内で消化されてブドウ糖として吸収されるスピードが速くなります。吸収されるということは血液にブドウ糖が入っていくということですね。
ということは血糖値が上がるスピードが速いってことです。急激な血糖値の上昇は体にいろいろな負担をかけてダメージを与えます。
最近は世間で「低GI食品を食べましょう」なんてよく言われますよね。グリセミック指数というものですが、ようするにあるものを食べたときの血糖値が上がるをスピードを食品ごとに数値で表しているんです。
数値が高いほど、血糖値が一気にギュンッ!って上がる。白米もかなり高めです。
過去に「1日にごはんを3杯以上食べている日本人女性は糖尿病の発症率が高い」といったような新聞記事が書かれていたことがあったそうです。
↓江部先生のブログ記事です。
ご飯1日3杯の女性、糖尿病リスク1.5倍
新聞などでこのような記事を出すのは結構珍しいような気もしますから、なかなかインパクトのある記事ではないでしょうか。1日3食毎食お茶椀に1杯ご飯を食べるのは、たぶんほとんどの家庭でしているでしょうから。
●玄米の豊富な栄養素
一方で玄米ですが、やはり栄養価は高いといえます。

Happy 042 / georgikeith
血糖値の上昇も緩やかになるので、体にあまり負担をあたえません。
玄米は残留農薬が心配だ、というような意見もあります。玄米の皮、いわゆるもみの部分ですね。ここにも農薬が残っているから精米したほうが安全である、ということです。
私的には、玄米の豊富な栄養素がそれをある程度打ち消してくれるような気がします。
体内の不用物をからめとって外に排出してくれる食物繊維も豊富です。玄米に含まれている「フィチン酸」という物質も体内の重金属や農薬などを吸着して排出する作用があるといいます。
歳を重ねても、若々しくて活動的な方たちの多くは玄米を食べている、私がいろいろと調べた限りではそういう人が多かったような気がします。雑穀を食べている人もいましたね。
そういう人たちは概して白米や小麦粉などの精製されたもの、白いものをなるべく避けた食生活をしているようです。
もちろん、玄米も大部分は糖質ではあるので、食べすぎは控えたいところ。
1日お茶椀に少量1、2杯をしっかり噛んでゆっくり食べる。玄米の甘味を口の中で味わえるほどに。これが理想ですね。
私もずっと白米を食べていましたが、現在は玄米か分づき米を主食としてます。これは糖質制限食を始めると同時に玄米に切り替えました。
玄米にしても、炭水化物好きだった私は、まだなかなか食べ過ぎくせが治りませんが、少しずつ改善していこうと思ってます。
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