2012年02月20日 (月) | 編集 |
血糖値とは血液中のブドウ糖の量を数値で表したもの。単位は『mg/dl』。例えば、100mg/dlであれば、1デシリットル中に100ミリグラムのブドウ糖があることを示しています。
健康な人ではだいたい、80~100mg/dlぐらいといいます。
基本的に、炭水化物やでんぷんなどの糖質を含む食品を食べることで血糖値が上昇します。

4919 / BobPetUK
口から入れた糖質は、歯で噛み砕いているとき(咀嚼)に分泌されるアミラーゼという糖質を分解する消化酵素によって、より小さい単位の糖質に分解されます。
小腸から吸収される直前には、α-グルコシダーゼという消化酵素で最小単位の糖質(単糖)にまで分解されて吸収されます。この糖分が肝臓から血液に入って、各細胞に運ばれていきます。
ブドウ糖が必要なのは、各細胞のエネルギー源になるからです。
脳がブドウ糖しか使えないというのは間違ってますし、(脂肪酸の分解産物・ケトン体も使える)心臓や骨格筋、脂肪細胞などは基本的に脂肪酸とケトン体を主エネルギーとしているようです。
しかし、これらの細胞もブドウ糖が血液中に貯まってインスリンが出てると、グルット4という糖輸送体が細胞の表面に出て、ぶどう糖を取り込めますし、網膜や赤血球、角膜、水晶体はブドウ糖しか使えません。
なので、ブトウ糖(糖質)は全体に必要なエネルギー源です。
ただ、糖質はそんなに多くの量は必要ない気がしますし、食物から摂取しなくても、肝臓での「糖新生」というシステムで、脂肪やアミノ酸からブドウ糖を作れるんです。断食をした場合もこの「糖新生」が活発になるようです。
また、糖分をしっかり取る目的で主食のご飯やパン、麺類などをそんなに食べなくても、それ以外のほとんどの食べ物に糖質は含まれています。食べて甘くないものでもある程度は含まれていたりするんです。
ご飯や小麦粉製品でも、特に甘いわけではないですが、これもほぼ成分は糖質です。白米なんて「砂糖の塊だ」なんて意見もよく聞きます。
肉や乳製品、白砂糖は極力避けて、それでいて白米や麺類、パンなどをがっつり食べてたら、それはとてもヘルシーな食事とはいえないと思います。糖分をがっつり食べてますからね。ヘルシーな食べ物と考えられている野菜でも意外に糖質の多いものもあります。果物も昔と比べたら相当甘くなっているといいます。
現代食はある程度意識しないと、どうしても糖質過多な食生活になってしまうんです。なので、血糖値を上げてすい臓に負担をかけないためにも、やはり糖質制限食が有効かなと思います。
丸々、この糖質制限を実践できなくても、この健康理論をベースに食生活を考えることが大事な気がしますね。
スポンサードリンク
健康な人ではだいたい、80~100mg/dlぐらいといいます。
基本的に、炭水化物やでんぷんなどの糖質を含む食品を食べることで血糖値が上昇します。

4919 / BobPetUK
口から入れた糖質は、歯で噛み砕いているとき(咀嚼)に分泌されるアミラーゼという糖質を分解する消化酵素によって、より小さい単位の糖質に分解されます。
小腸から吸収される直前には、α-グルコシダーゼという消化酵素で最小単位の糖質(単糖)にまで分解されて吸収されます。この糖分が肝臓から血液に入って、各細胞に運ばれていきます。
ブドウ糖が必要なのは、各細胞のエネルギー源になるからです。
脳がブドウ糖しか使えないというのは間違ってますし、(脂肪酸の分解産物・ケトン体も使える)心臓や骨格筋、脂肪細胞などは基本的に脂肪酸とケトン体を主エネルギーとしているようです。
しかし、これらの細胞もブドウ糖が血液中に貯まってインスリンが出てると、グルット4という糖輸送体が細胞の表面に出て、ぶどう糖を取り込めますし、網膜や赤血球、角膜、水晶体はブドウ糖しか使えません。
なので、ブトウ糖(糖質)は全体に必要なエネルギー源です。
ただ、糖質はそんなに多くの量は必要ない気がしますし、食物から摂取しなくても、肝臓での「糖新生」というシステムで、脂肪やアミノ酸からブドウ糖を作れるんです。断食をした場合もこの「糖新生」が活発になるようです。
また、糖分をしっかり取る目的で主食のご飯やパン、麺類などをそんなに食べなくても、それ以外のほとんどの食べ物に糖質は含まれています。食べて甘くないものでもある程度は含まれていたりするんです。
ご飯や小麦粉製品でも、特に甘いわけではないですが、これもほぼ成分は糖質です。白米なんて「砂糖の塊だ」なんて意見もよく聞きます。
肉や乳製品、白砂糖は極力避けて、それでいて白米や麺類、パンなどをがっつり食べてたら、それはとてもヘルシーな食事とはいえないと思います。糖分をがっつり食べてますからね。ヘルシーな食べ物と考えられている野菜でも意外に糖質の多いものもあります。果物も昔と比べたら相当甘くなっているといいます。
現代食はある程度意識しないと、どうしても糖質過多な食生活になってしまうんです。なので、血糖値を上げてすい臓に負担をかけないためにも、やはり糖質制限食が有効かなと思います。
丸々、この糖質制限を実践できなくても、この健康理論をベースに食生活を考えることが大事な気がしますね。
- 関連記事
スポンサードリンク
| ホーム |