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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
ヘモグロビンA1cとは
2012年02月21日 (火) | 編集 |
糖尿病を発見する数値として「ヘモグロビンA1c」というのがあります。

これは血液中の成分の一つ「赤血球」のヘモグロビンというたんぱく質にブドウ糖が結合している状態のものをいいます。

肺から取り入れた酸素を赤血球のヘモグロビンに結合させて、体中の各細胞に酸素を運んでいます。ヘモグロビンは酸素と結合することで赤くなり、これが血液の色になるんです。

血液中のブドウ糖濃度が高くなるほど、ブドウ糖はヘモグロビンにくっつきやすくなります。よって、高血糖であるかどうかの目安の一つになるわけです。

ヘモグロビンA1cは略称で「HbA1c」と表記されることもあります。

採血時に血液中の、全ヘモグロビン中のHbA1cが占める割合をパーセンテージで示します。一度、ブドウ糖がヘモグロビンにくっつくと、赤血球の寿命まで離れないという性質があるようです。

なので、このヘモグロビンA1cをチェックすることで、過去1~2ヶ月の血糖値の状態を確認できるわけです。

例えば、糖尿病検査でその時の血糖値が正常だったとしても、HbA1cを見れば糖尿病である疑いを発見することもできます。糖尿病予備軍の人たちには、空腹時には正常でも、食後に高血糖を示す人もいるようですから、そういうのを見逃さずに早期発見できる可能性もあるわけですね。

検査の前に、わざとかなり前から空腹状態にしておいて、血糖値検査で引っかからないようにしようとしても、ヘモグロビンA1cをみれば、過去の血糖値状態が分かってしまう、ということにもなります。

まあ、血糖値で引っかからないようにする意味もないわけですが。。放っておいたら結局は自分がしんどくなるだけですからね。
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