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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
メタボリックシンドロームの脂質異常症基準
2012年02月23日 (木) | 編集 |
LDLコレステロールは一般的に「悪玉コレステロール」とされています。悪玉が高いといけないからと薬だったり、健康食品、サプリなど、悪玉の数値を下げるものがいろいろ宣伝されているようです。

一方で「メタボリックシンドローム」。これにも脂質の基準がありますが、よくみると、LDLコレステロール(悪玉)の数値基準はないんですね。私も最近気づきました。


メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームとは代謝異常症のこと。

まず内臓脂肪型肥満として、

・肥満
(腹囲男性90cm、女性80cm以上)

に該当する人で、その上で、

・血圧・・・130/85mmHg以上
・血糖値・・・100mg/dL以上
・中性脂肪・・・150mg/dL以上
・HDLc・・・男性40mg/dL、女性50mg/dL未満

の四項目のうち、2つ以上が該当すれば、動脈硬化疾患の危険性が高まるとされています。40歳から74歳までの人がこれに該当すれば、メタボ改善のために特定保健指導を受けることができます。

いわゆる生活習慣病の早期発見ということなのだと思います。実際にうまく機能しているのかは私はよくわかりませんが。


LDLコレステロール基準がない
メタボ基準として、脂質異常症もあるわけですが、あるのは中性脂肪値とHDLコレステロール(善玉コレステロール)だけしかないようです。

コレステロールも昔はとにかく低い方がいいみたいに思われていたようですが、最近は変わってきていますね。善玉と言われるHDLコレステロールは低すぎると害があるとも言われるようになりました。HDLは血液中などの余分にあるコレステロールを回収して肝臓に運ぶ役割を果たしていますから、低すぎるときちんとその仕事ができていないということになりますからね。

コレステロールもただ低ければいいわけではないですし、実際善玉も悪玉もないと思います

ほんとに怖いのはスモールデンスコレステロールともいいますし、まずコレステロール自体を単純に悪者と考えるのは違います。細胞膜や副腎皮質ホルモン、女性・男性ホルモンの材料にもなります。

ストレスがかかると、それに対抗するために副腎皮質ホルモンが分泌されます。その材料となるコレステロール量がしっかりないとストレスにも対抗できません。コレステロール値が低いとうつになりやすいという話も最近よく聞きます。

しかし、今でもコレステロールを完全悪のように思っている人も多いような気がします。私のおばあちゃんもそうです。コレステロールが高くなるからと卵は絶対にたべません。説明してもなかなかどうしても昔からの常識?に負けてしまいます。。卵はタンパク質源としても優秀で積極的にとりたい食品。私もよく食べます。

メタボリックシンドロームのことは知っていても、LDLコレステロール値がその基準の中に入ってないというひとも少ないような気がします。

これだけ「メタボ」という言葉は広まっているのですから、中身ももっと詳しく知って欲しいなあと思いますね。少しはコレステロールに対する誤解が解けないでしょうか。。
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