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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
30代後半40代あたりからついてきた贅肉をどうやって落とす? 
2017年07月09日 (日) | 編集 |
30代を過ぎてくると、ダイエットしてもなかなか贅肉が落ちにくくなる、なんてよく言われますよね。


fat man dancing / zoetnet


30代も後半あたりになってくると多くの人が腰回り お腹、下っ腹 脇腹 背中 首周り 顎周りなどに、目に見えてたるんだ贅肉がついてきます。

それが気になって、さまざまなダイエット法をしてきたけど、なかなか贅肉が落ちない、どうしたらいいの?と悩んでいる方も少なくないと思います。

でも大丈夫です。

「何が太る原因か」というのをちゃんと理解しておけば、年齢関係なくスムーズに痩せられます。


今まで糖質を取りすぎてきたことが贅肉が溜まってきた原因
太る一番の原因は「糖質のとりすぎ」です。

運動不足とか、お肉の食べすぎとか一般的にはいろいろと太る原因が言われていますが、太る原因として圧倒的に影響力が大きいのは「糖質のとりすぎ」です。


取りすぎた糖質は、体内で糖質の最小単位である「ブドウ糖」にまで消化されて腸壁から体内に吸収されます。

この「ブドウ糖」こそが血糖値を上げる栄養素です。

適度な量のブドウ糖なら、それらは、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンの作用で体中の各細胞に取り込まれてエネルギーを作る材料として利用されます。

また一部は「グリコーゲン(糖質の一種)」として、肝臓や筋肉にも蓄えられます。

しかしそれ以上にブドウ糖が余ってしまうと、その分は、これまたインスリンの働きによって今度は「中性脂肪」に変換されて身体中の脂肪細胞に蓄えられていきます。

これが毎日のように続けば、「肥満」になっていくわけです。

余分なブドウ糖を中性脂肪に変換して蓄えるということで、インスリンは別名「太るホルモン」と呼ばれています。

だから糖質を摂り過ぎるとどんどん太っていきます。

では、糖質とはどんなものか。

チョコレート、アイスクリーム、饅頭、大福、クッキー、プリン、そしてアンパン、クリームパン、メロンパンなどの甘い食べ物は「糖分の多い食べ物」だと理解している人は多いと思います。

しかし糖質の多い食べ物はそれだけではないんです。

例えば、せんべいやおかき、ポテトチップスなども糖質の塊です。

これらの原料はお米や小麦粉、じゃがいもなどですが、そのどれも炭水化物が主成分です。

炭水化物は「糖質+食物繊維」で、食物繊維の量はそんなに多くないですから、実質的にはほぼ炭水化物=糖質です。

せんべいやポテチも甘いお菓子とかと同様に、最終的には「ブドウ糖」として体内に吸収されます。

ということは、主食として食べている白米や食パン、ラーメン、うどんなども当然「糖質たっぷり」な食べ物です。

味覚的に甘くなくても。

今の世の中のあらゆる食べ物を見渡してみれば、ほとんどの食べ物が糖質主体の食べ物になっています。

加工商品でも、原材料を見るとでんぷんや砂糖がたくさん使われている物も多い。

だから、かなり意識して食べ物を選ばないと、あっという間に「糖質過多」な食生活になってしまうんです。

実際、「無自覚」に「太りやすい食生活」になってしまっている人がかなり多いと思います。

私自身も以前はその一人でした。

多くの人が30代後半辺りからから贅肉が付いてきやすくなるのも、そんな食生活の積み重ねによるものだと思います。

「30代あたりから急激にお肉が付いてきた」という話も聞きますが、たぶんそれは「急激に脂肪が目立ってきた」というのが多分正しくて、毎日の取りすぎている糖質によって、脂肪は日々、体の見えない部分、目立たない部分に以前から着実に蓄えられていたのだと思います。

見た目的に急激に目立つようになっただけで...

私も今は糖質制限食にしてお腹まわりなどの肉もかなりすっきりしてきましたが、それまでは糖分たっぷりの食生活でしたから、贅肉もたんまりついていました。。


運動よりも食事で
そして、そうやって長年溜め込んでいた贅肉をエクササイズやランニング、ジョギング、腹筋などの運動や筋トレで落とそうとする人も多いと思いますが、実際、運動だけで無駄な脂肪を落とそうとするのはかなり無理があります。

毎日1時間のウォーキングでダイエットは成功するか

無理なくスムーズに贅肉を落とすのであれば、食事内容から変えていくのが一番効果的です。

もちろん同時に運動をすることは健康のためにもいいことですが、ダイエットの主体はあくまで食事。

今までの糖質のとりすぎで蓄えてきた贅肉ですから、ならばその原因となる「糖質」をなるべく控えるようにする。

これがダイエットとしても理に適っていると思います。


お菓子や菓子パン、加工食品などは極力控える。

主食として食べていた白米や小麦粉食品もある程度抑えたほうがスムーズに痩せられると思います。

そして、健康な体を作るために欠かせないたんぱく質、良質な脂質、ビタミン・ミネラルなどはしっかりとる。

お肉や魚介類、卵などはしっかり食べたほうがいいです。

食生活の改善といってもシンプルですよね。

私の体感としては、糖質を抑えるようになると、痩せるのはもちろん、体質的にもどんどん変化してきます。

体がどんどん軽くなりますし、寝起きや寝付きも良くなる。

日中や食後に異常な眠気を感じることもほとんどなくなる。

体調がかなり良くなっています。

贅肉がつく、肥満になるというのは、決して笑って済ませられるものではなく、その延長線上にさまざまな病気が待ち受けています。

贅肉が目立ってきたら、それは体が発している警告とみていいと思います。

「食べ過ぎてるよ、食べ方間違えてるよ!」という体からのメッセージ。

まだ大きな問題が体に起きてない今のうちに、しっかりと食や栄養、身体について自分で学び、そして歳をとっても元気で過ごせる体を作っていきましょう。

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