2021年09月21日 (火) | 編集 |
「キシリトールガムを食べると痩せる?」みたいな話がありますね。

XylitolGum-08 / Hyoh
これってどうなんでしょうか。
●砂糖たっぷりのガムよりは太りにくい
キシリトール入りのガムで痩せる、太らないと考えられている原因の一つは、「砂糖たっぷりのガムと比較して」、というのがあると思います。
市販の昔ながらのガムって、裏面の原材料をチェックするとわかるように、砂糖が一番に記載されているものも多いです。
原材料名の欄には、使われている量が多い順に記載されています。
原材料名の1番、2番ぐらいに「砂糖」が表記されていれば、それはすなわち、「砂糖たっぷり、糖分たっぷりのガム」だということです。
一枚、二枚を食べるぐらいならどうってことはないかもしれませんが、「1日に何枚ものガムを食べる」となると、決して無視できない糖質量を摂取してしまうことにもなってしまいます。
薄いペラペラなガムだからと油断してると、ついつい食べ過ぎてしまったりもするので気をつけたいところ。
しかし今では、その砂糖の代わりの甘味料としてキシリトール入りのガムがかなり普及していますよね。
いろいろな種類のキシリトール入りのガムがあります。
キシリトールというのは、小腸で吸収されにくいですから、それゆえ血糖値を上げにくい。
ということは、その分、砂糖たっぷりのガムと比べても「太りにくいガム」ということになるわけです。
●下痢で痩せる?
もうひとつは、キシリトールは下痢を引き起こしやすい、というのもあるかもしれません。
先日、ムック本「子どものおやつ、どれを買う?」を読んでいたのですが、その中にキシリトールについての説明もありました。
それによると、キシリトールは小腸で吸収されにくく、そのまま大腸に流れていきます。
キシリトールには水分を吸着するという性質があり、大腸に流れていく際、たくさんの水分をくっつけた状態になっています。
そしてキシリトールは大腸にいる腸内細菌によって分解されてしまうのですが、それによって、そのキシリトールにくっついていた水分が放出されます。
放出された水分は大腸の内容物の水分含有量を高めて下痢になってしまう。
そういうことだそうです。
下痢になって便がたくさん出ることで、体重も落ちて痩せる。
という感じですね。
私は今は、あまりキシリトールガムは食べませんが、糖質制限を始めた頃は、糖質の多いものを食べない口寂しさを補うために、キシリトールガムをしょっちゅう食べていた時期がありました。
1日に一パックまるごと食べてしまうことも度々。。
そんな時は、決まってお腹が緩んで下痢をしてた記憶があります。
ガムのパッケージにもそういった注意書きがたしかありますよね。
なるほど、キシリトールの特性によってお腹が緩んでいたんですね。
しかし、それで下痢になって体重が落ちたからといって、喜んではいられません。
当然それは、体内の無駄な脂肪が落ちていることとは全く別問題ですし、そもそも下痢自体、腸に大きく負担をかけるものです。
キシリトールをとりすぎて下痢をしまくっていれば、腸自体もどんどん弱っていくでしょう。
私自身も過去の無茶なキシリトールガムの食べ方を、猛烈に反省しています。
しかしまあ、砂糖たっぷりのガムをやめるために、その代わりとしてキシリトールガムに置き換えていくのは悪くないと思いますし、糖質を控えた食事しているときに感じる口寂しさを和らげる役割として利用するのもいいとは思います。
「キシリトールを食べれば痩せる」なんていう極端な考え方さえしなければ、糖質依存から脱出するために、そして健康的に痩せるためにも、キシリトールガムはうまく活用できるのではないかと思いますね。
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XylitolGum-08 / Hyoh
これってどうなんでしょうか。
●砂糖たっぷりのガムよりは太りにくい
キシリトール入りのガムで痩せる、太らないと考えられている原因の一つは、「砂糖たっぷりのガムと比較して」、というのがあると思います。
市販の昔ながらのガムって、裏面の原材料をチェックするとわかるように、砂糖が一番に記載されているものも多いです。
原材料名の欄には、使われている量が多い順に記載されています。
原材料名の1番、2番ぐらいに「砂糖」が表記されていれば、それはすなわち、「砂糖たっぷり、糖分たっぷりのガム」だということです。
一枚、二枚を食べるぐらいならどうってことはないかもしれませんが、「1日に何枚ものガムを食べる」となると、決して無視できない糖質量を摂取してしまうことにもなってしまいます。
薄いペラペラなガムだからと油断してると、ついつい食べ過ぎてしまったりもするので気をつけたいところ。
しかし今では、その砂糖の代わりの甘味料としてキシリトール入りのガムがかなり普及していますよね。
いろいろな種類のキシリトール入りのガムがあります。
キシリトールというのは、小腸で吸収されにくいですから、それゆえ血糖値を上げにくい。
ということは、その分、砂糖たっぷりのガムと比べても「太りにくいガム」ということになるわけです。
●下痢で痩せる?
もうひとつは、キシリトールは下痢を引き起こしやすい、というのもあるかもしれません。
先日、ムック本「子どものおやつ、どれを買う?」を読んでいたのですが、その中にキシリトールについての説明もありました。
それによると、キシリトールは小腸で吸収されにくく、そのまま大腸に流れていきます。
キシリトールには水分を吸着するという性質があり、大腸に流れていく際、たくさんの水分をくっつけた状態になっています。
そしてキシリトールは大腸にいる腸内細菌によって分解されてしまうのですが、それによって、そのキシリトールにくっついていた水分が放出されます。
放出された水分は大腸の内容物の水分含有量を高めて下痢になってしまう。
そういうことだそうです。
下痢になって便がたくさん出ることで、体重も落ちて痩せる。
という感じですね。
私は今は、あまりキシリトールガムは食べませんが、糖質制限を始めた頃は、糖質の多いものを食べない口寂しさを補うために、キシリトールガムをしょっちゅう食べていた時期がありました。
1日に一パックまるごと食べてしまうことも度々。。
そんな時は、決まってお腹が緩んで下痢をしてた記憶があります。
ガムのパッケージにもそういった注意書きがたしかありますよね。
なるほど、キシリトールの特性によってお腹が緩んでいたんですね。
しかし、それで下痢になって体重が落ちたからといって、喜んではいられません。
当然それは、体内の無駄な脂肪が落ちていることとは全く別問題ですし、そもそも下痢自体、腸に大きく負担をかけるものです。
キシリトールをとりすぎて下痢をしまくっていれば、腸自体もどんどん弱っていくでしょう。
私自身も過去の無茶なキシリトールガムの食べ方を、猛烈に反省しています。
しかしまあ、砂糖たっぷりのガムをやめるために、その代わりとしてキシリトールガムに置き換えていくのは悪くないと思いますし、糖質を控えた食事しているときに感じる口寂しさを和らげる役割として利用するのもいいとは思います。
「キシリトールを食べれば痩せる」なんていう極端な考え方さえしなければ、糖質依存から脱出するために、そして健康的に痩せるためにも、キシリトールガムはうまく活用できるのではないかと思いますね。
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