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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
糖分を取りすぎるとイライラしやすい?
2017年06月06日 (火) | 編集 |
何でもないこと、些細なことですぐにイライラするという人がいますよね。

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端から見れば、「なんでこの人そんなにすぐに怒るんだろ」と思うかもしれません。

しかし、イライラしている本人にしてみれば、自分ではこのままではよくない、どうにか治したい、と思っている人も多くいるんです。

私自身もそうでした。

というか、私の場合は糖質制限をして、体から糖がある程度抜けてきてから、「そういや以前はこういう場面でよくイライラしてたような」というように気づくことが多々あったんです。

こういう「イライラする」というのも単純に精神面の問題とされたり、これといった対処法がなかったりというのが実状です。

もしくは単に性格の問題であるとされたり。

なかなか理解してもらうのが難しいものでもあります。

「原因はこれである」といった確証はありませんが、一つの考え方として、「低血糖症」というのがあります。

血糖値の不安定が精神的な不安定症状を引き起こしている、というものです。


低血糖症
低血糖症というのは、その名の通り、血糖値が下がりすぎる状態のことをいいます。

甘いもの、糖質を過剰摂取することで、すい臓は慌てて過剰にインスリンを分泌します。

血液中のブドウ糖濃度が高まるとそれに反応してインスリンが分泌されるわけですが、その特徴として、血糖値の上がるスピードが速ければ速いほど、そして血糖値が高くなるほどにインスリンの分泌量も増えてきます。

血糖値が上がりすぎるということが、いかに人体にとって良くないかということなのでしょうが、結局、実際のインスリンの必要量よりも多く分泌されてしまうようなんです。

それによって血糖値が下がりすぎてしまいます。血糖値は上がりすぎても下がりすぎてもいけません。多すぎると血管内皮細胞を傷つけますし、少なすぎればブドウ糖を必要としている細胞にエネルギー源が行き渡らなくなります。(低血糖症が原因で精神の不安定を招く

糖質の取りすぎは血糖値の過剰な上昇を招くわけですが、体の過剰な糖からの防衛機能によって逆に下がりすぎてしまうんですね。

ただ、血糖値は上がりすぎても下がりすぎてもいけません。

体のあらゆる機能のバランスをとっている「ホメオスタシス」というシステムが常時監視していて、血糖値の下がりすぎにもやはり素早く反応します。

血糖値が下がりすぎた場合には複数の対処法が用意されていますが、その中の一つに「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」というホルモンを分泌するというものがあります。

これらのホルモン分泌で血糖値は上がりますが、分泌されすぎると精神面の不安定にもつながります。

アドレナリンの作用としては

・イライラする
・攻撃的になる
・敵意を感じる
・キレる
・暴力的になる

ノルアドレナリンは

・悲しみ
・強迫観念
・不安感
・恐怖感
・焦燥感


低血糖症が原因で精神の不安定を招く)より

アドレナリンの過剰分泌でイライラする、というのもあります。

ここからイライラする原因の一つとして、「糖質の過剰摂取」も考えられるわけです。

食生活を振り返ってみるときには、「糖質=甘いものだけじゃない」というのも、しっかり理解しておく必要があります。

これは結構多くの人が見落としがちなところです。

「自分は甘いものは好きじゃない」と思っていても、実際は糖質をたっぷり摂取しているケースはよくありますからね。

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