2021年12月14日 (火) | 編集 |
現代の食環境を見渡してみると、「炭水化物食品」が溢れかえっています。

食パンや菓子パン、お菓子類なども原材料は炭水化物食品である「お米」「小麦粉」「とうもろこし」あたりが大半です。
最近は糖質制限の普及によって、「炭水化物の食べ過ぎで太る」ということが広く知られてきているように思いますが、それでもまだまだ「太るのは甘いものだけ」「お肉は太る」など、間違って理解してしまっている人が多いのも事実。
でも、甘くなくても、炭水化物食品を食べ過ぎれば、やっぱりそれが太る原因になるんですよね。
●最終的にブドウ糖として吸収される
基本的に太る一番の原因は「糖質のとり過ぎ」です。
「カロリーのとり過ぎ」ではなくて。
例えば、甘いもの、砂糖がたっぷり使われている食べ物を食べると、消化吸収の過程で、砂糖・糖分は最終的に「ブドウ糖」として体内に吸収されていきます。
ブドウ糖は血液中に入り、それによって「血糖値」が上がります。
血糖値が上がると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンの働きによって、体中の細胞たちは「ブドウ糖」を取り込み、そのブドウ糖をエネルギー源として利用します。
これによって血糖値が下がるわけですが、それでもまだ血液中にブドウ糖が残っていれば、これまたインスリンの働きによって、ブドウ糖は「中性脂肪」に変換されて蓄えられていきます。
これが続けば「肥満」になります。
それゆえ、インスリンは別名「太るホルモン」とも言われているわけです。
要するに、消化吸収される過程で最終的に「ブドウ糖」として吸収される食べ物が太りやすい食べ物だといえるわけです。
「炭水化物」というのは、まさにブドウ糖の塊です。
正確には炭水化物は「食物繊維+糖質」ですが、食物繊維自体はそんなに多くないので、実質的には炭水化物=糖質と考えてもいいと思います。
その「糖質」はブドウ糖がたくさん集まってできたもの。
だから、その糖質が胃腸でどんどん分解(消化)されていき、最後は小腸で糖質の最小単位である「ブドウ糖」にまで分解されて吸収されていきます。
そして、そのブドウ糖が血糖値を上げて、多すぎれて余れば、それらのブドウ糖は中性脂肪として蓄えられていく...
「砂糖・甘いもの」も、味覚的に甘くなくてもご飯やパン、麺類などの炭水化物食品も、最終的には体内で同じ「ブドウ糖」になってしまいます。
ここがダイエットをする上での大きな盲点になっているかもですね。
今の世の中、ある程度、食や栄養に関する知識を持った上で食べ物を選んでいかないと、あっという間に「炭水化物食べ過ぎ」な状態になってしまいます。
砂糖も含めて、あらゆる食べ物が炭水化物まみれ(糖質まみれ)になっていますから、自覚がないままに炭水化物をとり過ぎている人も多い。
そうなってしまわないためにも、やはり糖質制限の基本をしっかりと学んでおくことが大事だと思いますね。
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食パンや菓子パン、お菓子類なども原材料は炭水化物食品である「お米」「小麦粉」「とうもろこし」あたりが大半です。
最近は糖質制限の普及によって、「炭水化物の食べ過ぎで太る」ということが広く知られてきているように思いますが、それでもまだまだ「太るのは甘いものだけ」「お肉は太る」など、間違って理解してしまっている人が多いのも事実。
でも、甘くなくても、炭水化物食品を食べ過ぎれば、やっぱりそれが太る原因になるんですよね。
●最終的にブドウ糖として吸収される
基本的に太る一番の原因は「糖質のとり過ぎ」です。
「カロリーのとり過ぎ」ではなくて。
例えば、甘いもの、砂糖がたっぷり使われている食べ物を食べると、消化吸収の過程で、砂糖・糖分は最終的に「ブドウ糖」として体内に吸収されていきます。
ブドウ糖は血液中に入り、それによって「血糖値」が上がります。
血糖値が上がると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンの働きによって、体中の細胞たちは「ブドウ糖」を取り込み、そのブドウ糖をエネルギー源として利用します。
これによって血糖値が下がるわけですが、それでもまだ血液中にブドウ糖が残っていれば、これまたインスリンの働きによって、ブドウ糖は「中性脂肪」に変換されて蓄えられていきます。
これが続けば「肥満」になります。
それゆえ、インスリンは別名「太るホルモン」とも言われているわけです。
要するに、消化吸収される過程で最終的に「ブドウ糖」として吸収される食べ物が太りやすい食べ物だといえるわけです。
「炭水化物」というのは、まさにブドウ糖の塊です。
正確には炭水化物は「食物繊維+糖質」ですが、食物繊維自体はそんなに多くないので、実質的には炭水化物=糖質と考えてもいいと思います。
その「糖質」はブドウ糖がたくさん集まってできたもの。
だから、その糖質が胃腸でどんどん分解(消化)されていき、最後は小腸で糖質の最小単位である「ブドウ糖」にまで分解されて吸収されていきます。
そして、そのブドウ糖が血糖値を上げて、多すぎれて余れば、それらのブドウ糖は中性脂肪として蓄えられていく...
「砂糖・甘いもの」も、味覚的に甘くなくてもご飯やパン、麺類などの炭水化物食品も、最終的には体内で同じ「ブドウ糖」になってしまいます。
ここがダイエットをする上での大きな盲点になっているかもですね。
今の世の中、ある程度、食や栄養に関する知識を持った上で食べ物を選んでいかないと、あっという間に「炭水化物食べ過ぎ」な状態になってしまいます。
砂糖も含めて、あらゆる食べ物が炭水化物まみれ(糖質まみれ)になっていますから、自覚がないままに炭水化物をとり過ぎている人も多い。
そうなってしまわないためにも、やはり糖質制限の基本をしっかりと学んでおくことが大事だと思いますね。
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