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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
炭水化物食品で太りやすい順番ってある?
2017年07月09日 (日) | 編集 |
白米や食パン、菓子パン、ラーメン、うどん、パスタなどはすべて炭水化物が主成分の食べ物です。


Pancakes at Duplex Diner 35435 / tedeytan


炭水化物は最終的に「ブドウ糖」という糖質の最小単位にまで消化されて、体内に吸収されていきます。

この「ブドウ糖」を取りすぎると、取りすぎて余ったブドウ糖は「中性脂肪(体脂肪)」に変換されて、身体中の脂肪細胞に取り込まれていきます。

これが続けば「肥満」になってしまいます。

なので、炭水化物食品はすべて「太りやすい食べ物」とは言えるのですが、その中でも「太りやすい太りにくい」という、太る順番みたいなのはあるのでしょうか。


精製炭水化物は太りやすい
ネットで調べてみると、2つの炭水化物が多い食べ物を比較して「どっちが太る?」というのを気にされている方も多いです。

例えば、

・ラーメンとご飯
・うどんとご飯
・うどんとラーメン
・うどんとそば
・ラーメンとチャーハン
・ご飯と食パン


など。

でもこれ、確実にどっちとはなかなか言えないんですよね。

食品によって炭水化物含有量の多少の違いはありますが、どれも糖質が多いですから、量をたくさん食べれば太る原因になります。

それに、炭水化物が多い食べ物を食べても、見た目的に全然太らないような人もいますし、炭水化物をちょっと食べただけでも、目に見えて体脂肪がつきやすい人もいます。

この体質的な個人差は、人によってはかなり大きくなったりもします。

「あの人はラーメンめっちゃ食べてても太ってないから、じゃあ私もラーメン食べまくろう」って考えてても、その「私」はラーメン食べ過ぎのせいでぶくぶく太る、ってことも十分にありえるわけで。

周りと同じような食事をしてても、体質の違いのせいで自分だけガンガン体脂肪が付いてしまったり。

人と比較しても、あまり意味がなかったりするんですよね。

だから、本当にどっちが太るかを知りたければ、自分自身で両方を食べ比べしてみるしかないかなと。。

太りやすい太りにくいは個人差がかなり大きいですから、それぞれ個別の炭水化物食品の太る順番なんてのは、なかなか順位もつけにくい。


ただ、炭水化物食品の中でも、「精製炭水化物は、より太りやすい」というのは言えると思います。

白米や小麦粉製品(食パン、菓子パン、ラーメン、うどんなど)、そして白砂糖。

これら精製炭水化物は口当たりが良くて食べやすいですが、余分なものをそぎ落として、「ほとんど糖質だけ」のような状態になっていますから、消化吸収が早い。

ということは「ブドウ糖」としてすばやく消化吸収されて、血糖値を素早く急激に上げることにもなります。

血糖値が急上昇するほど、インスリンの分泌も多くなりますから、大量に分泌されたインスリンによって、血液中の余ったブドウ糖はどんどん中性脂肪に変換されて蓄えられていきます。

血糖値を急上昇させやすい精製炭水化物は、「より太りやすい」ということですね。


朝はトーストだけ、お昼はおにぎりとサンドイッチだけ、もしくは菓子パンだけ。

こういった食事は一見量も少なくてヘルシーな感じもしますが、しかし実際に食べているものは精製炭水化物が主原料となった食べ物ですから、それがなかなか痩せられない原因だったりもします。

一方で玄米や全粒粉パン、ふすまパン、ライ麦パン、蕎麦などは精製炭水化物食品と比べると、太りにくい食べ物といえます。

これらは「精製されてない炭水化物」。

これらの食べ物は食物繊維なども豊富ですから、消化に時間がかかる分、血糖値の上昇も緩やかになるので太りにくくなる。

「精製されている炭水化物」よりも「精製されてない炭水化物」のほうが体脂肪が多少はつきにくくなると思います。

もちろん、決して糖質の少ない食べ物ではないので、これらも食べ過ぎれば太る原因にはなりますけどね。

炭水化物食品でどれが太るか太らないかを気にする人は多いと思いますが、精製炭水化物の中で比較しても、正直あまり意味はなく、太らないようにするためには、できればこれら精製炭水化物は全体的に量を控えて、玄米やふすまパンなどに切り替えたほうがいいと思います。

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