2012年05月04日 (金) | 編集 |
健康やダイエット目的で多くの人がまず気にするのは、「カロリー」だと思います。
私は「カロリー」については、昔から特に意識はしていなくて、カロリー計算などもしたことはないんですが、なんか面倒くさそうだなあという印象は持っています。多分面倒くさいですよね。。
●カロリー計算
食べ物からの「摂取カロリー量」よりも、「消費カロリー量」が多ければ太らない、とよく言われます。
なるほど、理屈的には分かる気もします。
ファミレスやいろいろなお店でも、その料理ごとにカロリー量が書かれていたりするところも結構あるそうですね。私は見たことがありませんが。
糖尿病治療で長く、一般的に行われている食事療法も、カロリー計算が結構面倒くさいとかいう話も聞いたことがあります。
もちろん、カロリー制限で食事量が少なくなることになるので、その食事量を減らしただけの効果はあるのかもしれません。
でも、そんな面倒なカロリー計算をやっても、それ以上にストレスが溜まってしまっては、収支で結局どちらがいいのかってことにもなりかねませんよね。
それ以上に、その複雑さで続けられない人も多いでしょうし。
現代は食も1つの文化になっており、食べること自体に苦痛を伴っては、それはしんどいでしょう。
それに「カロリー計算」では、基本的に「糖質が肥満ホルモンとも言われる「インスリン」を大量に分泌させる唯一の栄養素である」ということも忘れられている気がします。
カロリー制限をいくらしても、ストレスがたまる上に、糖質をとることで、思ったような効果がでないようなら、なおさらあまり意味がないように思います。
●糖質制限で基礎代謝が高まる
カロリー計算を無理にするよりは、「糖質制限食」をしたほうが、複雑に考えなくても、エネルギーを消費しやすい身体になるのではと思います。
消費カロリーの大半は「基礎代謝量」で消費されます。
基礎代謝量は私たちの生命を維持するために最低減必要なエネルギー量です。心臓や肝臓などの内蔵を動かしたり、体温を作ったり調整したり。
これらは部屋でジッとしていても、寝ていても、常に行われている活動です。このために必要なエネルギーが基礎代謝量。
先ほどもいったとおり、実はこの基礎代謝量が1日のうちで必要なカロリー量の大部分を占めているといいます。運動とかのほうが、よっぽどエネルギーを使いそうですけど、違うんですね。
一般的には、基礎代謝量の使用量中、筋肉が一番多く使うといわれます。しかし、実際は肝臓の方が多く使うらしいのです。
江部先生によれば、ある研究では、
・脳19%
・筋肉18%
・肝臓27%
という割合になっているといいます。
糖質制限をすると、体内の余分な脂肪がどんどんエネルギーとして利用されるようになります。もちろん脂肪肝も。そうなると肝臓の活動も正常化し活発に働き始めます。
この肝臓の活性化で基礎代謝量も増すというわけですね。
それに加えて、糖質制限することで、肝臓での「糖新生」の働きも活性化しますから、この分の消費エネルギーも加わります。
こう考えると、糖質を極力避けると、肥満する余地がないようにも思えてきますね。。
●食にあまり複雑な考えを持ち込まない
私としては、あまり食べることを複雑に考えすぎない方がいいと思っています。
面倒くさいカロリー計算はもちろん、この食品に含まれている「○○」という栄養素が何々に効くだとか、ビタミンやミネラルは、「○○」の作用に欠かせないだとか。
もちろん、これらいわれていることは正しいのかもしれませんが、こんなの考えてからキリがないようにも思います。栄養素なんて、一つずつが単独で働いているわけではないですからね。私たちがまだまだ全然分かっていない複雑な相互作用もあるでしょう。
確かに、現代の食事は一見華やかでも、栄養的にはだいぶ質が悪くなっているようにも思います。だから、ある程度の知識を持って頭で考えて食べることも必要でしょうけど、それも行き過ぎれば逆に害にもなるような気もしています。
糖質制限食は「糖質」を極力避けて、あとは基本的になんでもOKというものです。特に難しく考える必要もなく、食事も楽しめて、しかも健康的に長く続けられる食事法ではないかと思いますね。
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私は「カロリー」については、昔から特に意識はしていなくて、カロリー計算などもしたことはないんですが、なんか面倒くさそうだなあという印象は持っています。多分面倒くさいですよね。。
●カロリー計算
食べ物からの「摂取カロリー量」よりも、「消費カロリー量」が多ければ太らない、とよく言われます。
なるほど、理屈的には分かる気もします。
ファミレスやいろいろなお店でも、その料理ごとにカロリー量が書かれていたりするところも結構あるそうですね。私は見たことがありませんが。
糖尿病治療で長く、一般的に行われている食事療法も、カロリー計算が結構面倒くさいとかいう話も聞いたことがあります。
もちろん、カロリー制限で食事量が少なくなることになるので、その食事量を減らしただけの効果はあるのかもしれません。
でも、そんな面倒なカロリー計算をやっても、それ以上にストレスが溜まってしまっては、収支で結局どちらがいいのかってことにもなりかねませんよね。
それ以上に、その複雑さで続けられない人も多いでしょうし。
現代は食も1つの文化になっており、食べること自体に苦痛を伴っては、それはしんどいでしょう。
それに「カロリー計算」では、基本的に「糖質が肥満ホルモンとも言われる「インスリン」を大量に分泌させる唯一の栄養素である」ということも忘れられている気がします。
カロリー制限をいくらしても、ストレスがたまる上に、糖質をとることで、思ったような効果がでないようなら、なおさらあまり意味がないように思います。
●糖質制限で基礎代謝が高まる
カロリー計算を無理にするよりは、「糖質制限食」をしたほうが、複雑に考えなくても、エネルギーを消費しやすい身体になるのではと思います。
消費カロリーの大半は「基礎代謝量」で消費されます。
基礎代謝量は私たちの生命を維持するために最低減必要なエネルギー量です。心臓や肝臓などの内蔵を動かしたり、体温を作ったり調整したり。
これらは部屋でジッとしていても、寝ていても、常に行われている活動です。このために必要なエネルギーが基礎代謝量。
先ほどもいったとおり、実はこの基礎代謝量が1日のうちで必要なカロリー量の大部分を占めているといいます。運動とかのほうが、よっぽどエネルギーを使いそうですけど、違うんですね。
一般的には、基礎代謝量の使用量中、筋肉が一番多く使うといわれます。しかし、実際は肝臓の方が多く使うらしいのです。
江部先生によれば、ある研究では、
・脳19%
・筋肉18%
・肝臓27%
という割合になっているといいます。
糖質制限をすると、体内の余分な脂肪がどんどんエネルギーとして利用されるようになります。もちろん脂肪肝も。そうなると肝臓の活動も正常化し活発に働き始めます。
この肝臓の活性化で基礎代謝量も増すというわけですね。
それに加えて、糖質制限することで、肝臓での「糖新生」の働きも活性化しますから、この分の消費エネルギーも加わります。
こう考えると、糖質を極力避けると、肥満する余地がないようにも思えてきますね。。
●食にあまり複雑な考えを持ち込まない
私としては、あまり食べることを複雑に考えすぎない方がいいと思っています。
面倒くさいカロリー計算はもちろん、この食品に含まれている「○○」という栄養素が何々に効くだとか、ビタミンやミネラルは、「○○」の作用に欠かせないだとか。
もちろん、これらいわれていることは正しいのかもしれませんが、こんなの考えてからキリがないようにも思います。栄養素なんて、一つずつが単独で働いているわけではないですからね。私たちがまだまだ全然分かっていない複雑な相互作用もあるでしょう。
確かに、現代の食事は一見華やかでも、栄養的にはだいぶ質が悪くなっているようにも思います。だから、ある程度の知識を持って頭で考えて食べることも必要でしょうけど、それも行き過ぎれば逆に害にもなるような気もしています。
糖質制限食は「糖質」を極力避けて、あとは基本的になんでもOKというものです。特に難しく考える必要もなく、食事も楽しめて、しかも健康的に長く続けられる食事法ではないかと思いますね。
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