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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
食べ過ぎてカロリーオーバーしても太らない、体重増加しないのはなぜ?
2017年06月20日 (火) | 編集 |
焼肉やステーキなどのお肉をがっつり食べて、食べ過ぎてしまったとき。


Steak - Image1057 / roland


カロリー数で見ればお肉はカロリーが高いですから、完全に「カロリーオーバー」で一般的な常識で考えるとめっちゃ太ってしまうはず。

しかし、実際はお肉をがっつり食べても、時には食べ過ぎたとしても、全然太ってなくてスリムな体型を保っている。

これってなぜなんでしょうか。


太る原因はカロリーよりも糖質
太る太らない、体に脂肪がつきやすいつきにくいで考える場合、「カロリー」よりも「糖質」に注目する必要があります。

なぜなら、太る一番の原因となるのが「糖質」だからです。

糖質は消化吸収の過程で最終的に「ブドウ糖」として体内に吸収されて血糖値を上げます。

このとき、血糖値を下げるために膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。

分泌されたインスリンの働きによって、体中の各細胞にブドウ糖がエネルギー源として取り込まれることで、結果的に血糖値も下がっていきます。

ただし、必要以上にブドウ糖をとりすぎてしまっていた場合、その一部は「グリコーゲン」という糖質の一種として肝臓や筋肉に蓄えられますが、それでもまだブドウ糖が余っていた場合、残りのブドウ糖は「中性脂肪」として体内の脂肪細胞に溜め込まれていきます。

これが続けば肥満になります。

それゆえ、インスリンは別名「太るホルモン(肥満ホルモン)」とも言われているんです。

現代人の多くは、このブドウ糖の元となる「糖質」をとり過ぎています。

だから肥満に悩む人がどんどん増えています。

歳をとるごとにお腹の脂肪に悩む人も増えてくる。

でも、お肉などの脂っこいものや動物性食品を食べたからといって、それがそのまま体内に脂肪として付くわけではないんです。

食べ物の脂肪がそのまま体の脂肪になるという、そんな単純なものでもないみたいです。

人間の消化吸収の過程ってかなり複雑みたいですからね。

糖質を控えている分、脂肪がエネルギー源として積極的に使わやすい体質にもなっていますから、それも太りにくい要因といえるでしょう。

これは実際やってみるとわかりますが、お肉をがっつり食べても太らないというか、なかなか太れないです。

食べ過ぎと言っても、実際食べてみると、そんなにたくさん食べられるわけではなく、糖質たっぷりの食べ物を食べている時と比べても、食欲もどんどん落ち着いてくる感じもします。

体重の数値だけでみれば、もしかしたら、お肉をガッツリ食べるほうが増えているっていう場合もあるかもしれませんが、でもそれは脂肪が付いているのではなくて、お肉でたんぱく質をしっかりと摂取したことで筋肉が付いてきているのだと思います。

比重で見ると、脂肪よりも筋肉のほうが重いといいます。

もしも筋肉が増えることでちょっと体重も増えていたとしても、それと当時に体脂肪がきっちりと落ちていれば、たぶん見た目的には増えた体重分がそのまま「太って見える」のではなくて、むしろ逆に「魅力的にスリムになっている」のではないかと思います。

カロリー数だけで食べるものを判断していると、体重は減量できたとしても、体の土台であるたんぱく質や良質な脂質を十分に摂取できてない(筋肉がしっかりつかないということでもあります。)ってことにもなりがちですから、気をつけたいですよね。

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