2021年11月17日 (水) | 編集 |
痩せるために毎日ウォーキングしている人は多いですよね。

Walking... / kg.abhi
1日30分や一時間ほどの時間をとって、早朝やお昼休み、仕事帰り、夜などに歩く。
現代人は総じて運動量が少ないですから、「運動不足によって太りやすくなる」というのもよく言われています。
しかし、毎日しっかり運動をしているのに体重が減らない、体脂肪も落ちないと悩んでいる方が多いのも事実。
逆に運動する前よりも太った、体重が増えたという人もいます。
なぜそうなってしまうんでしょうか。
●運動だけで痩せるのは難しい
運動すると汗もかきますし、体も温まるので、「運動した!」という結構な満足感がありますよね。
しかし、その満足感と実際に消費されているカロリーには大きな差があったりします。
一般にウォーキングを30分することで消費されるカロリーは約100キロカロリーと言われます。
そして、脂肪一キログラムは約7200キロカロリーのエネルギーを持っています。
例えば、毎日30分のウォーキングを1ヶ月しても、脂肪一キロ分のカロリー数にも届かないことがわかります。
もちろん、その間食事もしますから、摂取カロリーのことも考えないといけません。
例えば、市販の菓子パンには、1個あたりで400キロカロリーを超える商品もたくさんあります。
これらから考えても、運動だけで脂肪を落とそうとするのには、かなり無理がありそうってことがわかってきますよね。
運動が大好きで、常に体を動かしているという人なら、運動によるダイエット効果もそれなりにあるかもしれませんが、それでもある程度は食事の面でも見直しをしていかないと、運動だけで痩せることは難しいでしょう。
もちろん、運動をすること自体はとてもいいことです。
健康で丈夫な体を保つ、筋肉を保つためには動くことは欠かせません。
週一、週二、週三ぐらいのウォーキングであっても健康な体を保つために十分な効果を発揮するでしょう。
しかし、それはあくまでも「体を整える」ことが目的であって、「無駄な脂肪を落とす」こととは別物として考えておいたほうがいいと思います。
これは、同じく有酸素運動である「ジョギング」や「ランニング」にも言えることです。
また、「食べ過ぎた次の日にウォーキングなどの運動で、その食べ過ぎた分をチャラにする」というのも、かなり無理があると思っておいたほうがいいと思います。
●逆に太るのはなぜ?
運動したら体重が減るどころか逆に太ってしまった。
以前よりも体脂肪が増えて5キロも10キロも太ってしまった、という人もたくさんいます。
それはたぶん、運動した分、余計に食欲が増すからでしょう。
運動した後って、がっつり食べたくなりますよね。
そして「運動することでカロリーもかなり消費されているだろうから、ある程度の量をがっつり食べても大丈夫だろう」というような間違った考え方で食べてしまう。
それらが組み合わさって、運動を始める前よりも食欲、食事量ともに増して、摂取カロリーが大幅に増量して太ってしまう。
毎日運動していても、前述のとおり、思っているほどにはカロリーを消費できていませんから、その一方でガツガツ食べていれば、確実に太っていくでしょう。
「運動してリバウンドした、体脂肪、体重が増えた」というのは、そういった理由があるのだと思います。
●まずは食事から
太ってしまう基本的な原因は食生活です。
単純に量を食べ過ぎている人もいると思いますし、何より「糖質をとりすぎている」現代人が圧倒的に多い。
糖質のとりすぎこそが「肥満」を引き起こす一番の原因ですから、まずはここを見直していかないといけません。
「糖質」というのはあらゆる食べ物に含まれています。
決して、味覚的に「甘いもの」だけに糖質が含まれているわけではないんです。
私達が「主食」として当たり前に食べている、白米、パン、麺類。
これらの主成分は炭水化物ですが、炭水化物のほとんどは糖質です。
炭水化物も砂糖と同じく、体内で消化吸収される過程で、最終的に「ブドウ糖」として吸収されていきます。
この「ブドウ糖」は体中の細胞のエネルギー源として使われていきますが、必要以上にとっていれば、余った分は「中性脂肪」としてどんどん蓄えられていきます。
これが続くことで、どんどん太っていきます。
いくら運動をしていても、一方でご飯やパン、麺類、お菓子、菓子パン、カップ麺などをバクバク食べていれば、痩せるどころか逆に太っていくでしょう。
極端な食事制限でダイエットをする人も多いですが、単に食事量を減らしていても、太る一番の原因である糖質があまり減らせてなければ、ダイエット効果も薄いです。
というか、単に食事量を減らすだけでは、「痩せる」よりも「やつれ」ます。
一見「ヘルシー」なイメージのある食べ物でも、実はそれが太りやすい食べ物だった、なんてこともよくあることです。
例えば、一般的にそうめんはヘルシーだと思われていますが、でも実際は原料は小麦粉ですから、糖質の塊です。
ということは「太りやすい食べ物」ともいえます。
もちろん食べる量にもよりますが、「ヘルシー」「これは太りにくい食べ物だろう」というイメージや思い込み、曖昧な知識だけで食べ物を判断していると、大抵間違います。
なので、効果的に健康的にダイエットをする上で大事なのは、まずは「食事」ですが、「何をどう食べるか」を正しく判断するためには、「知識」が必要になってきます。
食、栄養、体の基本的な仕組みなどについて、聞きかじった程度ではなく、ある程度、自分の頭で良し悪しを判断できるように、しっかりと学ぶことが大事だと思います。
でないと、いつまでもおかしげな情報に振り回されたり、人の意見にすぐに流されてしまったりして、その度にダイエット挫折してしまう、なんてことにもなってしまいます。
なんでもそうですが、正しい知識がないと、根本的な原因を解決することはできませんからね。
ダイエットも同じです。
まず「糖質制限」についてしっかり学んでみましょう。
「太る本当の原因」もわかってくると思います。
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Walking... / kg.abhi
1日30分や一時間ほどの時間をとって、早朝やお昼休み、仕事帰り、夜などに歩く。
現代人は総じて運動量が少ないですから、「運動不足によって太りやすくなる」というのもよく言われています。
しかし、毎日しっかり運動をしているのに体重が減らない、体脂肪も落ちないと悩んでいる方が多いのも事実。
逆に運動する前よりも太った、体重が増えたという人もいます。
なぜそうなってしまうんでしょうか。
●運動だけで痩せるのは難しい
運動すると汗もかきますし、体も温まるので、「運動した!」という結構な満足感がありますよね。
しかし、その満足感と実際に消費されているカロリーには大きな差があったりします。
一般にウォーキングを30分することで消費されるカロリーは約100キロカロリーと言われます。
そして、脂肪一キログラムは約7200キロカロリーのエネルギーを持っています。
例えば、毎日30分のウォーキングを1ヶ月しても、脂肪一キロ分のカロリー数にも届かないことがわかります。
もちろん、その間食事もしますから、摂取カロリーのことも考えないといけません。
例えば、市販の菓子パンには、1個あたりで400キロカロリーを超える商品もたくさんあります。
これらから考えても、運動だけで脂肪を落とそうとするのには、かなり無理がありそうってことがわかってきますよね。
運動が大好きで、常に体を動かしているという人なら、運動によるダイエット効果もそれなりにあるかもしれませんが、それでもある程度は食事の面でも見直しをしていかないと、運動だけで痩せることは難しいでしょう。
もちろん、運動をすること自体はとてもいいことです。
健康で丈夫な体を保つ、筋肉を保つためには動くことは欠かせません。
週一、週二、週三ぐらいのウォーキングであっても健康な体を保つために十分な効果を発揮するでしょう。
しかし、それはあくまでも「体を整える」ことが目的であって、「無駄な脂肪を落とす」こととは別物として考えておいたほうがいいと思います。
これは、同じく有酸素運動である「ジョギング」や「ランニング」にも言えることです。
また、「食べ過ぎた次の日にウォーキングなどの運動で、その食べ過ぎた分をチャラにする」というのも、かなり無理があると思っておいたほうがいいと思います。
●逆に太るのはなぜ?
運動したら体重が減るどころか逆に太ってしまった。
以前よりも体脂肪が増えて5キロも10キロも太ってしまった、という人もたくさんいます。
それはたぶん、運動した分、余計に食欲が増すからでしょう。
運動した後って、がっつり食べたくなりますよね。
そして「運動することでカロリーもかなり消費されているだろうから、ある程度の量をがっつり食べても大丈夫だろう」というような間違った考え方で食べてしまう。
それらが組み合わさって、運動を始める前よりも食欲、食事量ともに増して、摂取カロリーが大幅に増量して太ってしまう。
毎日運動していても、前述のとおり、思っているほどにはカロリーを消費できていませんから、その一方でガツガツ食べていれば、確実に太っていくでしょう。
「運動してリバウンドした、体脂肪、体重が増えた」というのは、そういった理由があるのだと思います。
●まずは食事から
太ってしまう基本的な原因は食生活です。
単純に量を食べ過ぎている人もいると思いますし、何より「糖質をとりすぎている」現代人が圧倒的に多い。
糖質のとりすぎこそが「肥満」を引き起こす一番の原因ですから、まずはここを見直していかないといけません。
「糖質」というのはあらゆる食べ物に含まれています。
決して、味覚的に「甘いもの」だけに糖質が含まれているわけではないんです。
私達が「主食」として当たり前に食べている、白米、パン、麺類。
これらの主成分は炭水化物ですが、炭水化物のほとんどは糖質です。
炭水化物も砂糖と同じく、体内で消化吸収される過程で、最終的に「ブドウ糖」として吸収されていきます。
この「ブドウ糖」は体中の細胞のエネルギー源として使われていきますが、必要以上にとっていれば、余った分は「中性脂肪」としてどんどん蓄えられていきます。
これが続くことで、どんどん太っていきます。
いくら運動をしていても、一方でご飯やパン、麺類、お菓子、菓子パン、カップ麺などをバクバク食べていれば、痩せるどころか逆に太っていくでしょう。
極端な食事制限でダイエットをする人も多いですが、単に食事量を減らしていても、太る一番の原因である糖質があまり減らせてなければ、ダイエット効果も薄いです。
というか、単に食事量を減らすだけでは、「痩せる」よりも「やつれ」ます。
一見「ヘルシー」なイメージのある食べ物でも、実はそれが太りやすい食べ物だった、なんてこともよくあることです。
例えば、一般的にそうめんはヘルシーだと思われていますが、でも実際は原料は小麦粉ですから、糖質の塊です。
ということは「太りやすい食べ物」ともいえます。
もちろん食べる量にもよりますが、「ヘルシー」「これは太りにくい食べ物だろう」というイメージや思い込み、曖昧な知識だけで食べ物を判断していると、大抵間違います。
なので、効果的に健康的にダイエットをする上で大事なのは、まずは「食事」ですが、「何をどう食べるか」を正しく判断するためには、「知識」が必要になってきます。
食、栄養、体の基本的な仕組みなどについて、聞きかじった程度ではなく、ある程度、自分の頭で良し悪しを判断できるように、しっかりと学ぶことが大事だと思います。
でないと、いつまでもおかしげな情報に振り回されたり、人の意見にすぐに流されてしまったりして、その度にダイエット挫折してしまう、なんてことにもなってしまいます。
なんでもそうですが、正しい知識がないと、根本的な原因を解決することはできませんからね。
ダイエットも同じです。
まず「糖質制限」についてしっかり学んでみましょう。
「太る本当の原因」もわかってくると思います。
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