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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
夜ご飯は食べてないのに痩せない。運動もしてるのに...
2017年09月22日 (金) | 編集 |
ダイエットのために夜ご飯を抜いているという話もよく聞きます。


Eating / Sole Treadmill


「朝昼よりも、夜に食べたほうが脂肪が付きやすい」とも言われており、その考えのもとで「夜ご飯抜き」をしている人もいるかもしれません。

そしてさらに痩せやすくするために運動も取り入れている場合もあると思います。

1食分の食事抜きという食事制限、そして運動もしてる。

でも痩せない。

こういった悩みをもつ人はかなり多いみたいですね。

一見、上記のようなダイエット方だとスムーズにどんどん痩せてもおかしくない感じもするのですが、なぜ痩せられないのでしょうか。


夜ご飯食べてないし運動もしてるのに...
まず運動。

運動で消費できるカロリー数って実は思った以上に少ないんです。

体質や体格の違いによっても多少は変わりますが、例えば、ジョギングを30分すると消費カロリーは約200キロカロリー。

脂肪一kgには約7200キロカロリーのエネルギーがあります。

単純計算では毎日30分のジョギングを二ヶ月しても、脂肪一キロのエネルギー分にもまだ届いてないですよね。

汗をかいて体も温まって、気持ちとしては「めっちゃ運動した!」という充実感があると思いますが、でも実際に消費されたカロリーは思ったほどではないと。

しかも「汗をかく」ことと「脂肪が燃焼する」ことは、これはまったくの別物でもあります。

ここでも「汗をかいたから脂肪が落ちている」と多くの人が勘違いをしてしまいがちです。

私も以前はそう思ってました。

また、市販の菓子パン1個でも500キロカロリーを超える商品もたくさんあります。

運動後って多少たくさん食べてもいいだろうと考えがちですが、でもその考えがせっかく走って消費したカロリーをあっという間に帳消しにもしてしまいます。

あと、「ご飯を抜くだけで痩せる」と考えてしまいがちなことも痩せられない原因であるかもしれません。

食事を抜くだけではなく、「ほとんど食べないのに痩せない」「食べる量を減らしても痩せない」と考えている場合も同じです。

「ご飯を抜く」ことさえすればダイエットできるわけではないということですね。

極端な話、夜ご飯を抜いても、朝やお昼で甘いモノや糖分の多い食べ物をガツガツ食べていれば、やっぱり太ります。


これは極端な例ですが、しかし、実際、それっぽい食生活になっている人は多いと思います。

いくら食べる量を減らしたとしても、その食べているものが「糖質ばかり」であれば、痩せるどころか脂肪がどんどんついてしまう可能性もあります。

太る一番の原因は「カロリーの多い食べ物」ではなく「糖質の多い食べ物」ですから。

夜ご飯を抜いて、朝はトーストとコーヒー。

お昼ご飯はおにぎり2個とサラダ。

間食にはバナナ。

そして夜は食べない。

例えばこういった食生活だったとしたらどうでしょうか。

一見食べている量は少ない感じですが、摂取している糖質はわりと多いですし、何よりその他の栄養が全然足りてません。

脂肪だけ付いて体重が増えるか、もしくは痩せても健康的ではなく「やつれる」可能性大です。

これで痩せている(体重が落ちている)場合は筋肉が落ちている可能性がかなり高いです。

食事を抜く系ダイエットって、単品ダイエットのように「これさえすれば痩せられる」と考えてしまいがちですが、でもそれこそが痩せられない原因でもあります。

1食を抜くこと自体は、個人的には悪いとは思ってませんが、やるのであれば、同時にそれ以外の食事の質も変えていかないと美しく健康的には痩せられないと思います。

体重だけにこだわらないことも大事ですね。

筋肉は脂肪よりも重いですから。

「無駄な体脂肪は落ちながら、美しいボディにするために必要な筋肉が適度についている」場合、体重は増えている可能性もありますが、それを体重だけで判断してしまうと「太った!」と勘違いしてしまって、そこからまた無茶な食事制限をしてしまうことにも。

まず「体重からの脱却」が美しく痩せるための第一歩といえるかもしれませんね。

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