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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
「運動嫌い」「野菜嫌い」「でも食べるの好き」でダイエットできる?
2017年06月03日 (土) | 編集 |
「運動嫌い」「野菜嫌い」「でも食べるの好き」と三拍子揃った状態で健康的に痩せることは可能でしょうか。


my favoriete vegetable / Tim Geers



運動なしでも痩せられる
「ダイエットにはまず食事が大事」ということが、最近は世間一般的にも徐々に知られるようになってきていますよね。

まさにそのとおりで、まず「ダイエットすること」と「運動」は基本的には別物として考えておいたほうがいいと思います。

運動でも脂肪を燃焼させることはできますが、正直かなり効率が悪いです。

というか、よっぽど運動が好きな人か、毎日運動する時間をたっぷり取れる人、そしてそれを継続的に続けられる人でないと、ほぼ無理、といってもいいかもしれません。

例えば、体重50キロの人が30分のランニングをすることで消費されるカロリーは約200キロカロリー。

脂肪1キログラムには約7200キロカロリーのエネルギーがあるとされています。

毎日30分のランニングをして約2ヶ月続けたとしても、そのランニングで消費されたカロリーは6000キロカロリー。

1キログラムの脂肪のカロリーにも届いてません。

もちろん、その間も食事はするわけですから、毎日の摂取カロリーも含めて考えないといけません。

例えば、菓子パン1個でも500キロカロリーを超えるものもザラにあります。(その上糖質もかなり多い)

しかも、運動をした後って、余計にお腹が空いたりもしますし、「しっかり運動もしているのだから、多少ガッツリ食べても大丈夫でしょ」とばかりに量も食べてしまいがち。

汗をかいて喉が渇いてスポーツドリンクや清涼飲料水をがぶ飲みしたりもしますが、でもそれらにも、太る原因となる糖分がたっぷり含まれています。

そんなこんなで、かなり食事の質に気を使っていないと、毎日30分走って消費したカロリー分はあっという間に帳消しにされてしまいます。

そして食欲が増してしまったことで「運動すると太る」「運動したら体重が増えた」という人が続出します。

私も過去、これで失敗しました。

見事にリバウンドしました。。

運動が逆効果になってしまうパターンですね。

運動中心でダイエットをしようとしている人は多いと思います。

「まず運動しないと痩せない」という考えがまずある。

ほんとは運動したくないけどダイエットのためにと頑張っている人もいる。

運動する時間がなくて運動できない日、運動したくない日はどうすればいいかと悩む人もいる。

週に何回ぐらい運動すればいいのか、週一や週三ぐらいでいいのか、毎日のほうがいいのか、通勤時間を上手く利用する方法はないものか、などで悩む。

でも、実際はそういったことで悩まなくても痩せられます。

健康的にスムーズにダイエットをする上で、まず大事なのは「食事」です。

食事は私達生き物が健康的に生きていくための土台です。

運動は後回しです。

むしろ、「ダイエットのため」として、無理に毎日の生活習慣に取り入れてるぐらいなら好きでもない運動は下手に取り入れないほうがいいと思います。

好きじゃない運動をダイエットのためと無理やりしていることで、余計なストレスを溜め込んでしまうことにもなってしまいます。

先ほど言ったように、運動することで、以前よりも食欲が増して逆効果になることも。

実際、それで以前よりも太ったと悩んでいる人もたくさんいます。

運動しなくても痩せられます。

もちろん、運動すること自体はとてもいいことです。

でも基本的には、普段生活している中でしている「必要最低限の運動量」だけでも、きちんと食生活を見直せば十分に痩せることは可能です。

それ以上の運動はあくまで「体を整える」ために行うものです。


野菜が特別栄養価が高いわけではない
次に野菜。

野菜嫌いでも痩せられるか。

痩せられます。

野菜をあまり食べないからといって太りやすくなるとか、痩せないってことはないと思います。

もちろん、食べられるのであれば、ビタミンやミネラルを摂取するために野菜をある程度は食べたほうがいいのかもしれません。

でも私としては、特に野菜をたくさん食べなくても、例えばお肉や魚介類、卵、大豆製品、チーズなどの乳製品をしっかり食べることでも十分にビタミンやミネラルをとることができると思っています。

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感想(4件)



食べ過ぎなければ、果物を適度に食べることでもビタミンやミネラルを取れますしね。

野菜を食べれない、嫌いな人が無理に食べるのはそれもなんだか不自然な気がしますし。

便秘解消や健康のために食物繊維をしっかり取りましょうとも言われますが、でも食物繊維も取りすぎれば、逆に便秘になります。

実際、ダイエットのために野菜をたくさん食べたり、食前にたっぷりサラダとして食べたり(食べる順番を意識して)して、便秘が悪化しているという話も結構聞きます。

私自身も過去、同じような経験があります。

それに野菜であっても食べ過ぎれば太ります。

特に野菜の中でも「じゃがいも」や「さつまいも」、「かぼちゃ」などは主成分がデンプンですから糖分たっぷり。

これらは白米や小麦粉、そして甘いお菓子、菓子パンなどと同じく、消化吸収の過程で「ブドウ糖」として吸収されて太る原因となります。

どうしても野菜を受け付けないのであれば、「野菜を絶対に食べなければいけない」と無理に考えることはないと思います。


しっかり食べながらでも痩せられる
最後に「食べるのが好きでも痩せられるか」

これも痩せられます。

しっかりお腹一杯食べても痩せられます。

むしろ健康的に痩せるためには、無茶な食事制限、カロリー制限、断食などはしない方がいいです。

「食べる量を減らす」よりも「食生活の栄養的な質の改善」を考えることが、健康的なダイエットにつながってきます。

とにかく食べ物の質を意識して食事をしていくことで、体中に段々と必要な栄養素が満たされていき、味覚も正常になり、最終的に食欲も落ち着いて、それぞれの体に合った食事量で食べるのを止められるようになってきます。

私もそうして食事の改善をしていきました。

現代人は総じて食べ過ぎています(特に糖質のとりすぎ)から、食べる量をある程度減らすことには意味があります。

なので、胃腸などの内臓を休ませるために「プチ断食」を定期的に行うことは悪くはないと私は思っています。

しかし、プチ断食にしてもそれはあくまで「内臓の掃除をして体の調子を整えるため」であって、短期的なダイエットのために利用するべきではありません。

健康的にダイエットをするのであれば、まずは食事の質から見直していくべきです。

そして「栄養価も高く、太りにくい食事」であれば、毎日しっかり食べながらでも痩せられます。

反対に、いくら食べながらでも痩せられるとはいっても、甘いモノや糖分の多いものばかり食べていては当然痩せられません。

添加物や酸化した油、トランス脂肪酸なども多い加工食品やジャンクフードなども代謝を悪くしますから、結果的に太りやすくなる食べ物であるといえます。

先程もあげたように、

・お肉
・魚介類
・卵
・大豆製品(豆腐、納豆など)
・チーズ
・バター
・牛乳


などを中心にしっかり食べていくことで健康的に痩せることができます。

これらの食べ物には太る一番の原因となる糖質は少なく、その上で必要な栄養素はしっかり含まれています。

「何が太る一番の原因か」「健康な体を維持するためには何を食べればいいのか」といった正しい知識を持っていれば、運動をしなくても、野菜を無理に食べなくても、そしてお腹いっぱい食べながらでも、健康的に痩せることは十分に可能なんです。

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