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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
カロリーを減らすだけでは痩せない?
2021年09月07日 (火) | 編集 |
1日で摂取するカロリー数が少なくても太る、という経験をしている人は多いと思います。


3. Hcg-Diet-Forum / TipsTimesAdmin


カロリー数を減らせば、普通に考えれば体重もスムーズに落ちていく気もしますが、実際はそう単純な話ではないんですね。


カロリーよりも「糖質」を気にしたほうがスムーズに痩せる
太る一番の原因は「糖質」です。

炭水化物や砂糖、果糖ぶどう糖液糖などが多く含まれている食べ物が「太りやすい食べ物」。

これらは体内で最終的に「ブドウ糖」として血液に吸収されていきます。

この「ブドウ糖」のとりすぎが肥満をまねきます。

ブドウ糖はエネルギー源としても使われますが、使い切れない分は、膵臓から分泌されている「インスリン」というホルモンによって「中性脂肪」に変換されて、体中の脂肪細胞に取り込まれていきます。

なので、この「インスリン」というホルモンは、別名「太るホルモン」「肥満ホルモン」と呼ばれたりもします。

これが基本的な太るメカニズム。

高カロリーな食べ物だからといって絶対に太ると言うわけではないんです。

高カロリーの代表格とも言える「お肉」ですが、お肉は太りません。

糖質は限りなくゼロに近いですし、まず動物性たんぱく質や動物性脂肪は太る原因とはなりません。

同じく高カロリーな食べ物としては、市販の菓子パンやカップラーメンがあります。

それぞれ1個あたりで500キロカロリーを超えるものも多いですよね。

お肉と同じ高カロリー食品ですが、ただし成分はまったく違います。

菓子パンやカップラーメンは「高カロリー」だからではなく、「糖質が多い」から太りやすい食べ物といえます。

スムーズにダイエットをしようとするのであれば、カロリーよりも糖質を気にすべきなんです。

この記事のタイトルである「カロリーを減らすだけでは痩せない?」の答えとしても「YES」です。

カロリー数が少なくても、太る一番の原因である「糖質」がそれなりに含まれていたら、「体内の無駄な脂肪を燃焼する」よりも「食べ物からの脂肪を溜め込む」方向に向かいますから、痩せにくくなります。

例えばおにぎり1個あたりのカロリーは200カロリー弱でヘルシーなイメージもありますが、しかしおにぎりは「お米」ですから糖質(炭水化物)がたっぷり。

白米だと糖質だけが異常に多いばかりで栄養バランスも悪いです。

カロリー数で見ると、糖質よりも脂肪のほうが約倍ありますから、カロリー数だけで見ていると、太る直接的な原因となる糖質量を見落としがち。

そうなるとなかなか痩せられません。

「食べ物の脂肪がそのまま人間の身体の脂肪としてくっつく」わけではないですからね。

これも間違った解釈をしてしまっている人が多いと思います。

だから間違ったダイエットをしてしまう人が多いのかもしれません。

糖質制限をしっかりと学ぶことは、それまでの間違ったダイエット知識を見直すいい機会だと思いますよ。

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