2015年07月27日 (月) | 編集 |
以前、子供の視力が急激に低下したという親御さんの悩みを聞いたことがあります。

Vision Of Eyechart With Glasses / kenteegardin
小学生のお子さんの視力が急に落ちたということで、余計に心配されてもいたようです。
ただ今現在は、食生活を改善して視力も回復傾向にあるようです。
視力回復の対策としていろいろな情報があふれていますが、今まで何をしても子供の視力が上がらなかったという場合、それはもしかしたら「食事」が大きな原因になっているかもしれません。
●食生活を徹底的に見直す
いや、食生活もある程度は気をつけてるけど...
というような意見も帰ってきそうですが、食生活で視力を改善させようとする場合、食の徹底的な見直しが必要になってきます。
世間一般で言われている「バランスの取れた健康的な食生活」ではちょっとむずかしいかもしれません。
もちろん、先天的に視力が出にくい、視力が悪くなりやすい人もいるかと思いますが、そうではない場合、視力が悪化する根本的な原因は「食べ間違い」「食べ過ぎ」である場合が多いと思うんです。
視力低下の原因としては、
・目の周りの筋力低下
・血流の悪化
の2つがよく言われますよね。
このふたつは「どんな食生活をしているか」によっても大きく左右されます。
血液の質は基本的には「何を食べたか」によって決まります。
血液中にはたんぱく質や脂質、ブドウ糖、ビタミン、ミネラル、酸素などの様々な栄養素も含まれています。
これらは食べ物を消化して吸収したもの。
特に現代でかなり問題になっている「糖質のとりすぎ」によって、血液中には「ブドウ糖」が溢れかえるようになり、血液が粘性を増して「ベトベト」になります。
砂糖水みたいなものです。
砂糖水ってサラサラではなくベトベトですよね。
サラサラと流れにくそうですよね。
血液中にブドウ糖が増えるとそういったベトベトになってしまい、一気に血流が悪くなる。
目の網膜に栄養素を送り込むためにつながっている血管は「毛細血管」と呼ばれる「極細」な血管。
少しでも血液の質が悪くなると一気に流れにくくなってしまうほどに極細だといいます。
糖をとりすぎてベトベトになってしまった血液では、網膜の細胞にまで血液が十分に流れずに、結果、栄養素も十分に送り届けることができなくなってしまう。
だから網膜の細胞たちが正しく「新陳代謝」できずに、新しい細胞が生まれにくくなり「網膜の劣化」が起こって視力が低下してくる。
そういったことも十分に考えられますよね。
これはあながち間違いではないと思います。
あと、とり過ぎて余った糖質(ブドウ糖)は、体内のたんぱく質とくっついて「糖化」を引き起こします。
たんぱく質にブドウ糖がくっつくと、そのたんぱく質が持つ本来の機能を失ってしまいます。
最近ホットなキーワードでもある「糖化」はほぼ「老化」ともイコールであると言われたりしています。
たんぱく質は体を構成している固形成分の大半を担っている最重要な栄養素です。
いわば「土台」です。
体を支える筋肉の成分のほとんどもたんぱく質です。
目の周りにもたくさんの筋肉がありますから、糖質のとりすぎによって、そういった「目の周りの筋肉を構成しているたんぱく質が糖化する」ということだって十分に考えられますよね。
たんぱく質が糖化すれば筋力も同時に落ちてくる。
私自身、糖質制限の食生活を長年続けていますが、それまでよりも視力が多少ですが回復傾向にあります。
私の場合、割りと緩やかな糖質制限でもありますし、甘いものやお菓子などもちょくちょく食べるので、大幅に回復したということはないですが、眼精疲労の軽減も含めて、視力もちょっと上がっています。
きっちりとした糖質制限で視力が大幅に回復した、という体験談も聞いたことがあります。
現代人は「糖質」を恐ろしいほどにとりすぎています。
でも、多くの人は「糖質をとりすぎている」という自覚のない人がほとんど。
甘いものだけではなくて、お米やパン、麺類なども「糖質の塊」ですからね。
ここら辺りの知識をしっかり持ってないと、あっという間に「糖質過多」な食生活になってしまいます。
一見、世間一般的には「ヘルシーで健康的な食事」をしているようでも、実はそれが「糖質の多い食事」だったり。
こういったことは往々にしてあります。
私も「糖質制限」を学んで初めてそれを知った次第です。
それまで自分がいかに「糖質まみれ」の食生活になっていたかを自覚することにもなり、ちょっと怖くもなりましたね。。
もしかしたら、お子さんの食生活も「糖質過多」になっていないでしょうか。
「そんなに糖分とってないよ」と思っていても、実際は思った以上に糖分をとっていることもあります。
例えば食パン6枚切り1枚に含まれている糖質は約30g。
あのペラペラ1枚でこの糖質量です。。
ここはやはり「イメージや思い込み」ではなくて、「確かな知識」が必要です。
そのためにまずは「糖質制限」を徹底的に勉強してみてください。
「炭水化物・糖質を抜きすぎると体に良くない!」などの意見もありますが、それは一旦頭のなかから出してしまって、糖質制限関連の書籍を読みあさってみてください。
そうすることで「炭水化物・糖質を抜きすぎると体に良くない!」が実際はどうなのかもわかってくると思います。
今の世の中、訳の分からない情報も多いですから、それらに振り回されないためにも、まずは自分でしっかりと学ぶことが大事です。
専門家もめっちゃ間違います。
自分の体の健康は自分で守る、そしてお子さんの健康や健全な視力も親御さんが守ってあげないといけません。
「確かな知識」で。
個人差はありますし、食生活を良くすれば絶対視力が上がるとはいえませんが、でも、視力と食生活ってかなり密接につながっているとは思うので、糖質制限の健康理論を学んだ上で食を徹底的に見直して見る意味は十分にあると思います。
●おすすめ本

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Vision Of Eyechart With Glasses / kenteegardin
小学生のお子さんの視力が急に落ちたということで、余計に心配されてもいたようです。
ただ今現在は、食生活を改善して視力も回復傾向にあるようです。
視力回復の対策としていろいろな情報があふれていますが、今まで何をしても子供の視力が上がらなかったという場合、それはもしかしたら「食事」が大きな原因になっているかもしれません。
●食生活を徹底的に見直す
いや、食生活もある程度は気をつけてるけど...
というような意見も帰ってきそうですが、食生活で視力を改善させようとする場合、食の徹底的な見直しが必要になってきます。
世間一般で言われている「バランスの取れた健康的な食生活」ではちょっとむずかしいかもしれません。
もちろん、先天的に視力が出にくい、視力が悪くなりやすい人もいるかと思いますが、そうではない場合、視力が悪化する根本的な原因は「食べ間違い」「食べ過ぎ」である場合が多いと思うんです。
視力低下の原因としては、
・目の周りの筋力低下
・血流の悪化
の2つがよく言われますよね。
このふたつは「どんな食生活をしているか」によっても大きく左右されます。
血液の質は基本的には「何を食べたか」によって決まります。
血液中にはたんぱく質や脂質、ブドウ糖、ビタミン、ミネラル、酸素などの様々な栄養素も含まれています。
これらは食べ物を消化して吸収したもの。
特に現代でかなり問題になっている「糖質のとりすぎ」によって、血液中には「ブドウ糖」が溢れかえるようになり、血液が粘性を増して「ベトベト」になります。
砂糖水みたいなものです。
砂糖水ってサラサラではなくベトベトですよね。
サラサラと流れにくそうですよね。
血液中にブドウ糖が増えるとそういったベトベトになってしまい、一気に血流が悪くなる。
目の網膜に栄養素を送り込むためにつながっている血管は「毛細血管」と呼ばれる「極細」な血管。
少しでも血液の質が悪くなると一気に流れにくくなってしまうほどに極細だといいます。
糖をとりすぎてベトベトになってしまった血液では、網膜の細胞にまで血液が十分に流れずに、結果、栄養素も十分に送り届けることができなくなってしまう。
だから網膜の細胞たちが正しく「新陳代謝」できずに、新しい細胞が生まれにくくなり「網膜の劣化」が起こって視力が低下してくる。
そういったことも十分に考えられますよね。
これはあながち間違いではないと思います。
あと、とり過ぎて余った糖質(ブドウ糖)は、体内のたんぱく質とくっついて「糖化」を引き起こします。
たんぱく質にブドウ糖がくっつくと、そのたんぱく質が持つ本来の機能を失ってしまいます。
最近ホットなキーワードでもある「糖化」はほぼ「老化」ともイコールであると言われたりしています。
たんぱく質は体を構成している固形成分の大半を担っている最重要な栄養素です。
いわば「土台」です。
体を支える筋肉の成分のほとんどもたんぱく質です。
目の周りにもたくさんの筋肉がありますから、糖質のとりすぎによって、そういった「目の周りの筋肉を構成しているたんぱく質が糖化する」ということだって十分に考えられますよね。
たんぱく質が糖化すれば筋力も同時に落ちてくる。
私自身、糖質制限の食生活を長年続けていますが、それまでよりも視力が多少ですが回復傾向にあります。
私の場合、割りと緩やかな糖質制限でもありますし、甘いものやお菓子などもちょくちょく食べるので、大幅に回復したということはないですが、眼精疲労の軽減も含めて、視力もちょっと上がっています。
きっちりとした糖質制限で視力が大幅に回復した、という体験談も聞いたことがあります。
現代人は「糖質」を恐ろしいほどにとりすぎています。
でも、多くの人は「糖質をとりすぎている」という自覚のない人がほとんど。
甘いものだけではなくて、お米やパン、麺類なども「糖質の塊」ですからね。
ここら辺りの知識をしっかり持ってないと、あっという間に「糖質過多」な食生活になってしまいます。
一見、世間一般的には「ヘルシーで健康的な食事」をしているようでも、実はそれが「糖質の多い食事」だったり。
こういったことは往々にしてあります。
私も「糖質制限」を学んで初めてそれを知った次第です。
それまで自分がいかに「糖質まみれ」の食生活になっていたかを自覚することにもなり、ちょっと怖くもなりましたね。。
もしかしたら、お子さんの食生活も「糖質過多」になっていないでしょうか。
「そんなに糖分とってないよ」と思っていても、実際は思った以上に糖分をとっていることもあります。
例えば食パン6枚切り1枚に含まれている糖質は約30g。
あのペラペラ1枚でこの糖質量です。。
ここはやはり「イメージや思い込み」ではなくて、「確かな知識」が必要です。
そのためにまずは「糖質制限」を徹底的に勉強してみてください。
「炭水化物・糖質を抜きすぎると体に良くない!」などの意見もありますが、それは一旦頭のなかから出してしまって、糖質制限関連の書籍を読みあさってみてください。
そうすることで「炭水化物・糖質を抜きすぎると体に良くない!」が実際はどうなのかもわかってくると思います。
今の世の中、訳の分からない情報も多いですから、それらに振り回されないためにも、まずは自分でしっかりと学ぶことが大事です。
専門家もめっちゃ間違います。
自分の体の健康は自分で守る、そしてお子さんの健康や健全な視力も親御さんが守ってあげないといけません。
「確かな知識」で。
個人差はありますし、食生活を良くすれば絶対視力が上がるとはいえませんが、でも、視力と食生活ってかなり密接につながっているとは思うので、糖質制限の健康理論を学んだ上で食を徹底的に見直して見る意味は十分にあると思います。
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