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炭水化物や糖質を適度に抑えた食生活で、お腹ぽっこり解消を目指してます。
インスリンの追加分泌をあまり起こさせないことで脂肪分解が促進する
2012年10月03日 (水) | 編集 |
糖質制限をしている人たちの多くは、お肉や野菜、魚介類などをしっかり食べながらも、なんなく減量に成功しています。

糖質制限をすると、連鎖的に「脂肪が分解されやすい」仕組みが働くわけですが、その一つに「インスリンの分泌が極力抑えられる」というのがあります。

糖質を摂取することで、血液中の「ブドウ糖」を処理するためにすい臓から分泌されるインスリン。これが肥満から開放されるカギを握っているともいえるんですね。


肥満ホルモン・インスリン
インスリンはすい臓から分泌されているホルモンの一種。

血液中のブドウ糖が増えてくると、そのブドウ糖を処理するために分泌されます。体中の各細胞のエネルギー源となるブドウ糖を受け渡していく役割があります。

各細胞でブドウ糖がいっぱいになると、インスリンは余った分を中性脂肪に変換し脂肪細胞に蓄えていきます。これで脂肪が溜まっていくわけです。

ゆえにインスリンは「肥満ホルモン」といわれます。

このインスリンというのは、24時間常時分泌されている「基礎分泌」と、血糖値が上昇したときに分泌される「追加分泌」に分類されます。

血糖値が上昇することで、即座に基礎分泌の何十倍ものインスリンが追加で分泌され、脂肪も蓄積されていきます。


血糖値を上げるのはほぼ糖質だけ
炭水化物、たんぱく質、脂質の3大栄養素の中で、血糖値を上げるのはほぼ「炭水化物」だけ。正確には、炭水化物の中で、食物繊維を除いた「糖質」の部分だけです。

なので、考え方としてはとてもシンプルで「糖質」を多く含む食べ物を極力抑えることで、肥満を防ぐことができる、ということになります。

そして追加のインスリンがあまり出なくなることで、「脂肪蓄積」とは反対の「脂肪分解」がどんどん活発化してくるようになります。

脂肪を抑えることで、足りない分のエネルギー源を体内に蓄積された脂肪を分解し、

・グリセロール
・脂肪酸


を作り出して、それぞれ、グリセロールは肝臓での糖新生によってブドウ糖に変換され、脂肪酸からはケトン体が作られ、脳や体中の細胞にエネルギー源として供給されていきます。

「糖質を抑える」というシンプルな食生活だけで、体の中では「肥満解消」のための働きが加速しているんですね。ですから、みなさん驚くようなダイエット効果を体験されているのだと思います。
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